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2023/05/20

指導者講習(東京)

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「指導者講習(東京)」で指導しました。49名が参加しました。

新たに5名を指導者に任命しました。


心身統一合氣道を指導するには指導資格(師範・審査員・指導員・准指導員)が必要です。段位やキャリアに関係なく、学び続ける者だけが指導資格を有することができます。

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University of Michigan - Ross School of Business JTrek 2023

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ミシガン大学のMBAプログラムの学生を対象に、日本文化の紹介として心身統一合氣道を体験頂きました。

私は慶應義塾體育會合氣道部の師範を務めています。

同部の卒業生で、私の教え子である橘宏一郎さんが現在ミシガン大学のMBAプログラムに参加しており、橘さんの依頼により、同級生を母国に案内する"Ross School of Business JTrek 2023"で指導しました。

2019年にも同様の機会があり、今回が2回目です。今回は希望者には合氣道着を貸し出しました。

慶應義塾大学とミシガン大学の学生交流の一環でもあったことから、慶應義塾大学三田キャンパスにて行いました。慶應義塾體育會合氣道部の佐藤和部長(商学部教授)にご臨席頂きました。

講習はすべて英語で行いました。「大事な場面で能力を発揮する」ことをテーマに、「自然な姿勢」「臍下の一点」などを体験形式で指導しました。理解力が極めて高い皆さんでした。

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2023/05/14

指導者講習(福岡)

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「指導者講習(福岡)」で指導しました。21名が参加しました。

新たに2名を指導者に任命しました。


心身統一合氣道を指導するには指導資格(師範・審査員・指導員・准指導員)が必要です。段位やキャリアに関係なく、学び続ける者だけが指導資格を有することができます。

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2023/05/13

指導者講習(大阪)

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「指導者講習(大阪)」で指導しました。28名が参加しました。

新たに2名を指導者に任命しました。


心身統一合氣道を指導するには指導資格(師範・審査員・指導員・准指導員)が必要です。段位やキャリアに関係なく、学び続ける者だけが指導資格を有することができます。

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2023/05/09

指導者講習(神奈川)

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「指導者講習(神奈川)」で指導しました。38名が参加しました。

新たに1名を指導者に任命しました。


心身統一合氣道を指導するには指導資格(師範・審査員・指導員・准指導員)が必要です。段位やキャリアに関係なく、学び続ける者だけが指導資格を有することができます。

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2023/05/08

心身統一合氣道会の組織理念を更新しました

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本日、新型コロナウイルス感染症の 感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザ等と同じ「5類感染症」に変更されました。


これに伴い、心身統一合氣道会がこれまで設けてきた「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」を撤廃いたしました。

今後は新型コロナウイルスの感染拡大前の基準に戻ります。

会員規約に基づき、会員の皆さんがお互いに気持ち良く稽古できるように、アフターコロナの環境づくりを進めて参ります。

この機会に心身統一合氣道会の組織理念を更新しました。

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2023/05/06

朝日新聞 週末別刷り『be』(5月6日記事)

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5月6日(土)の朝日新聞 週末別刷り『be』に、東京大学先端科学技術研究センターの西成活裕教授の記事が掲載されました。心身統一合氣道の稽古についても触れていらっしゃいます。

朝日新聞DIGITALの有料版をお読みの方はこちらからお読みになれます。心身統一合氣道会で行った
西成先生と私とのWEB特別対談の記事もありますので、合わせて是非お読みください。

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2023/05/01

統一体とは

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このコラムは、心身統一合氣道を稽古していない方もお読みなので、できる限り、専門用語を使わずに表現するようにしています。

今回は逆に、もっとも重要な専門用語を解説したいと思います。


心身統一合氣道の「心身統一」とは何か。

「天地自然と一体であること(=氣が出ていること)」を指します。

心身統一合氣道の創始者の藤平光一先生は、初めて学ぶ方に「氣」を説くときに、「海の中で水を手で囲うようなもの」と説明しました。

自分の手の中にある水ですから、「私の水」と言えるかもしれません。しかし、そこは海の中。大海の水を囲っているに過ぎません。

そして、手の内側の水と外側の水が常に行き来をしていれば、その水が悪くなることはありません。何らかの理由で行き来が妨げられると、その水は悪くなります。

「氣」も同じで、天地自然の「氣」を自分が囲っているに過ぎません。

内側と外側で常に氣の行き来があることを「氣が出ている」といい、その氣が悪くなることはありません。何らかの理由で行き来が妨げられると、その氣は悪くなります。

私たちは天地自然の一部の存在ですが、その繋がりを忘れると、「孤」の存在になり、氣の行き来が滞ってしまうのです。氣が滞ることで、心身や周囲との関係などで様々な不調が表れます。

氣の行き来が活発な状態が「元氣」、停滞した状態が「病氣」です。

氣の働きを理解すると、氣が出ている状態を維持できるようになります。その一つが「氣を出せば、新たな氣が入って来る」ことです。

「出せば入って来る」のは自然界の法則で、呼吸もまた同じです。息は出せば入ってきますが、先に入れようとすると停滞します。

「氣を出す」ことが重要で、心身統一合氣道の稽古の目的なのです。


稽古では、「統一体(とういつたい)」という言葉もよく用います。

統一体とは「心身統一した状態(=氣が出ている状態)」です。

統一体の「体(たい)」は、文字通りに身体を意味するだけでなく、「名は体を表す」の表現のように、事物の本質を意味しています。

つまり、統一体とは「天地自然と一体である本来の状態」です。特別な状態ではなく、本来の状態ということです。

したがって、稽古で初めて統一体を体験すると、多くの人が、人間が本来持っている力を実感して驚きます。「自分には、これだけの力があったのか」と氣がつくのです。

統一体は、ありとあらゆる動きの土台になるため、実に多種多様な皆さんが、それぞれの分野で活用しています。

統一体かどうかを確かめるためには、幾つか目安があります。

一つは「バランスが取れている」こと。

自然な姿勢には、自然な安定があります。本来のバランスを確認することで、統一体かどうか分かります。

一つは「瞬時に動ける」こと。

自然な姿勢であれば、瞬時に動くことができます。すぐ反応できるか確認することで、統一体かどうか分かります。

一つは「パワーを発揮できる」こと。

自然な姿勢であれば、無理なくパワーを発揮できます。身体に負担が生じていないかで、統一体かどうか分かります。

いずれかが備わっていない場合、例えば、バランスは取れていても、すぐに動けないようなときは、統一体とは言えない、ということです。

最も重要なことは、身体の状態だけではなく、心の状態も整ってはじめて得られることです。

心身統一合氣道を日々稽古している皆さんは、統一体を磨いて、それぞれの分野で存分に活用して頂きたいと思います。

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