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2021/09/21

本日、新著が発売されました!

Pop


本日、新著『心と体が自在に使える「気の呼吸」』が発売されました!

紀伊國屋書店丸善ジュンク堂書店有隣堂などの書店でお求め頂けます(一部の店舗では、売り切れや取り扱いがない場合があります)。

購入された方を対象に出版記念オンライン講習(参加無料)を開催します。本日からエントリーを開始しますので、詳細については特設サイトをご覧ください。ご参加を心よりお待ちしています。

サンマーク出版のサイトでは、「プロローグ」と「第1章」を立ち読みすることができます。読者登録など必要がありませんので、下記URLからすぐにお読み頂けます。ご活用頂けましたら幸いです。

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2021/09/16

出版記念オンライン講習のお知らせ


いよいよ来週、9月21日にサンマーク出版から『
心と体が自在に使える「気の呼吸」』が発売されます。

紹介動画(約2分間)をぜひご覧ください。とても有り難いことに、あの方々から本書の推薦をいただいています。

本書を購入された皆様を対象に、「出版記念オンライン講習(参加無料・事前エントリー制)」を開催いたします。

講習の日時など詳細につきましては、新刊特設ページをご覧ください。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

ご家族と一緒に参加される方も歓迎しています。

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2021/09/13

「秋のオンラインイベント」の申込受付を開始しました!

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10月30日()~31日()開催の「秋のオンラインイベント」の申込受付を開始しました。対象は心身統一合氣道会の会員・指導者です。

最初のクラスでは、私が指導する全体講習を行います。このクラスのみ、イベント終了後にオンデマンド配信を行います。

その後は、最大8クラスからご自分に合うクラスを選択できます。

初心者向けのクラス、昇級審査の技を稽古するクラス、普段は稽古する機会の少ない技を稽古するクラス、剣技・杖技のクラス、氣の呼吸法や氣の意志法、氣圧法のクラスなど様々なクラスを実施します。

今回はインターナショナル・オンラインイベントと同時開催のため、二日目には私が指導する英語クラスもあります。

秋のオンラインイベントの詳細については特設ページをご覧ください。

インターナショナル・オンラインイベントの開催を記念し、Tシャツやハンドタオルなど、様々なアイテムを用意いたしました。

Tshirt世界で学ぶ道友と一体感を味わえるように、参加予定の都市の講習開始時間を表しています。ドイツ・シュトゥットガルトにある道場の責任者であるウド・シル先生がデザインしました。

グッズはこちらで購入することができます。手続きでご不明な点ありましたら、販売サイトまでお問い合わせ頂きたくお願いいたします。

皆様のご参加を心よりお待ちしています。

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2021/09/10

西成活裕先生がイグ・ノーベル賞を受賞されました!

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世界的にユニークで奥深い研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が行われ、東京大学先端科学技術研究センターの西成活裕教授が受賞されました。
誠におめでとうございます!

西成先生は、現在も心身統一合氣道の稽古を熱心になさっています。

西成先生とのWEB特別対談 を公開していますので、ぜひご覧ください。
さらに、拙著『コミュニケーションの原点は「氣」にあり! 』 では、「滞り」をテーマに西成先生との対談を収録させて頂いています。

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2021/09/02

新刊のお知らせ

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9月21日に、サンマーク出版から『心と体が自在に使える「気の呼吸」』という本を出版いたします。本書の最大の特徴は、出版プロデューサーと共に制作していることです。

本年4月に生出演したNHK総合「あさイチ」では、番組製作のプロが、「どうしたら視聴者に分かりやすくて役立つ内容になるか」構成を考え、そこに基づき心身統一合氣道の内容をお伝えしました。

様々な視点を持つ皆さんと、侃々諤々、話し合って作り上げることにより、私の視点だけでは得られない素晴らしい番組になりました。

今回の本でも同じような作り方をしていて、出版プロデューサーが、「どうしたら読者に分かりやすくて役立つ内容になるか」構成を考え、そこに基づき心血を注いで作り上げました。

私の視点だけでは得られない、これまでとは異なる本になりました。通常は「氣」の文字を使用しますが、本書では「気」を用いています。

皆さまに、ぜひお読み頂きたくご案内いたします。

心と体が自在に使える「気の呼吸」』(サンマーク出版)

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2021/09/01

氣合い

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私は心身統一合氣道の継承者です。

継承者として指名される前に、先代の藤平光一先生から幾つか課題を出されました。その最後の課題が「氣合い」でした。

当時、藤平光一先生の生家の代官屋敷には広い竹林がありました。そこに木剣を持っていき、剣を構えた状態で氣合いをかけるのです。

一週間に一度、この試験がありました。「イエイ!」という音で氣合いをかける、ただそれだけなのですが、これが最も難しく、半年かかっても許しが出ませんでした。

ただ大声を出すだけでは、屋敷の中にいる藤平光一先生に届きません。音が散ってしまうような感覚で、喉もすぐに潰れてしまいます。

何度も声を枯らしてしまう私に、藤平光一先生はこう声をかけました。

「お前はただ大声を張り上げている。氣合いとは、呼吸なのだよ」


あまりに出来ない自分に落胆し、あるとき気分転換で外に出ました。

空気が澄んだ冬の夜でした。辺り一帯には人も建物もありません。気温が低いと音がよく響くと言いますが、外に出て氣の呼吸法をしていると、遠くから動物たちの鳴き声が聞こえます。

呼吸が静まっていき、心地良く息を吐けるようになったときに、ふと出来そうな氣がして、「イエイ!」と気合いをかけてみました。すると、今まででは考えられないくらい、音が拡がっていきます。

「ああ、これだ!」

「声を発する」ということは「息を吐く」ということ。大声を出そうとするときは、身体に力みが生じ、呼吸が浅くなる。「声」の質は「呼吸」の質、だから深い呼吸を目指せば良いのだ!

それ以来、気合いをかけるよりも、氣の呼吸法をしっかり実践し、「身体のどこにも力みがない状態で息を吐く」訓練を始めました。

無限小に静まった状態から音を発して、また無限小に静まった状態に戻っていく。始めも、終わりも、波立って静まらないときは、上手くできないことも身体で理解しました。

そこから1ヶ月ほど経ったある日、いつも通りに竹林で気合いをかけた後、屋敷にいる藤平光一先生の元に戻ると、「それで良い。今日はここまでしっかり届いていた」と無事に合格となりました。

最後の課題を達成した瞬間でした。


それから様々な変化が表れました。

道場では号令が遠くまで響くようになり、よく伝わる指導になりました。人間は全身で音を感じていると言われていますが、発声が変わることで、明らかに周囲に与える影響が変化しました。

不思議なことに、英語の会話でも、よく伝わるようになりました。講演などで一日中、話をしていても、喉はつぶれなくなりました。交渉事も以前よりもスムーズに運ぶようになりました。

発声によって様々なことが変わっていったのです。

「氣」の観点でいえば、氣が通っていると、小さな声でも遠くに伝わります。反対に、氣が滞っていると、大きな声でも近くに伝わりません。

リラックスすることによって周囲に「氣」が通うのですから、どこにも力みなく息を吐くことが、最短で身につける方法だったのでしょう。


この経験から、舞台関係の皆さんによく「氣」を指導させて頂きます。

氣合いや号令をかけると、皆さん、発声にたいへん興味を持ちます。勿論、私は専門的に発声を学んだわけではありませんが、どうやら「声を発する」という土台の部分がそこにはあるようです。

舞台の役者さんも、小さな声でも本当に遠くまで届く人がいます。どれほどの訓練を積み重ねて来たのかと、私自身も積み重ねて来たものがあるので、いつも感動を覚えます。

先日、藤原竜也さん主演の舞台「ムサシ」を観劇して来ました。初演から12年間、この舞台は海を超えてロンドンやニューヨークでも上演され、辛口で知られる英米の劇評家や観客から大絶賛されました。

当時27歳だった藤原さんが35歳の宮本武蔵を演じるにあたって、人としての奥行きを表現するために、料理でいうところの「隠し味」として、心身統一合氣道の門を叩きました。

いま39歳となった藤原さんが演じる宮本武蔵は、それはもう圧巻でした。心から素晴らしいと感じた舞台でした。

氣の呼吸法で得られることは、様々なことに通じているようです。

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