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2020/02/24

Kiフォーラム2020

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本日、「Kiフォーラム2020」を日経カンファレンスルーム(東京大手町)で開催しました。東京大学 先端科学技術研究センターの西成活裕教授をゲストスピーカーにお招きして、「滞り」をテーマにお伝えしました。

新型コロナウィルスの報道が相次ぐなか、日本全国から180名の皆様に参加頂きました。国の指針に基づき、マスク推奨、手洗い・うがい・アルコール消毒、座席間の距離を取るなどした上で開催いたしました。

ご来場頂いた皆様には心より御礼を申し上げます。

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西成先生とのトークセッションに先立ち、まずは私が基調講演をしました。「氣の滞りとは何か」「氣の滞りを解消する」「性質と能力」をお伝えしました。私の内弟子修行時代の話にも触れました。

その後、西成先生にご講演頂きました。西成先生には2年前の「Kiフォーラム2018」でもご登壇頂きましたが、今回は新しい内容で、分かりやすく奥の深いお話に多くの参加者が感動していました。

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トークセッションでは、会場の皆さんのご質問にお答えする形式で進めました。社会情勢、ビジネス、学習意欲、夫婦関係など、様々な質問を頂いて、とても充実した内容になったのではないかと思います。

西成先生にはご多用のなか、「心身統一合氣道のために」とご登壇頂きました。心より感謝しております。

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2020/02/23

指導員講習会(東京)

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「指導員講習会(東京)」で指導しました。24名の指導者が参加しました(定員24名)。会場は圓心館道場(東京)でした。

指導内容は「 指導者向けブログ」でご覧頂けます。アクセスするには、指導員専用のIDとパスワードが必要です。


指導員講習会について

心身統一合氣道を指導するには「指導資格」が必要です。心身統一合氣道会では学び続ける者が指導できます。指導者は全国主要都市で開催される指導員講習会で学んでいます。

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2020/02/07

大法輪(2020年3月号)

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仏教総合誌『大法輪』(2020年3月号)の「生活にいかせるマインドフルネスと呼吸法」という特集の「呼吸法編」に寄稿いたしました。

心身統一合氣道に基づいた「氣の呼吸法」の目的・実践方法・日常での活用などをお伝えしました。

以前に対談させて頂いた医師の帯津良一先生(WEB特別対談 )が、同じ「呼吸法編」に寄稿されていてご縁を感じました。

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2020/02/04

「Kiフォーラム2020」最終のご案内

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Kiフォーラム2020」の最終のご案内です。

日時:2020年224日()13:30-16:30 ※振替休日
会場:日経カンファレンスルーム
対象:「心身統一合氣道会 指導員・会員」「指導員・会員が同行する一般の方」「以前にKiフォーラムに参加した一般の方」
推奨:コミュニケーションの原点は「氣」にあり! 』 事前読了

今回のゲストスピーカーは、「渋滞学」で著名な東京大学先端科学技術研究センターの西成活裕教授です。

Kiフォーラムは三部構成となっています。まずは体験講習で、心身統一合氣道の基本である「氣」について私がお伝えします。次に西成先生のご講演、最後に西成先生と私のトークセッションがあります。

トークセッションでは、昨年10月に出版した『コミュニケーションの原点は「氣」にあり! 』のさらに先の内容をお話する予定です。会場の皆様のご質問も受けながら進めて参ります。

この本のメインテーマである「氣の滞り」は、私たちの日常で様々なところに生じています。

例えば、身体に表れる氣の滞り。身体に力みがあったり、虚脱状態であったりすると、氣の滞りが生じて怪我や故障の原因になります。身体の隅々まで氣が通うことによって、自然にバランスの取れた姿勢になり、パフォーマンスを最大限に発揮出来るようになります。

例えば、心に表れる氣の滞り。心が一つのことにとらわれると、小さな氣の滞りが生じます。その小さな滞りは次の滞りを生んで、大きな滞りとなっていきます。小さな氣の滞りを自覚して解消することによって、大きな滞りを防ぎ、心の不調を予防することが出来ます。

体験講習では、氣の滞りを解消する「自然な姿勢」や「氣の呼吸法」に触れながら、参加者の皆さんがその日から実践出来る内容をお伝えします。皆様のご参加を心からお待ちしています。

申込受付を開始して約1ヶ月、多くの皆様にお申し込み頂いています。本年もキャンセル待ちを承りますが、確実にご案内させて頂くために、参加ご希望の皆様にはどうかお早めにお申し込み下さい。

Kiフォーラム2020の詳細はこちら

まだ書籍をお読みでない方には、西成先生とのWEB特別対談も公開されていますので、是非ご活用下さい。

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2020/02/03

性質をみる

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先日、地方で宴席に出たときのこと。

東京から参加していた青年が、手違いで宿泊先が確保出来ておらず、どうしたら良いか困っている様子でした。

青年は、見た目に厳しそうな先輩と一緒に来ていました。それを知った先輩は、スマートフォンを取り出して調べ始めました。電話をするため宴席を中座もしていました。青年は恐縮して待つばかりでした。

しばらくして先輩が戻り、予算内で宿泊先を確保出来たことを伝え、宿泊先と住所と連絡先を書いたメモを青年に渡したのでした。そしてひと言、「チェックイン出来たら連絡よこせよ!」と声をかけました。

そのときに先輩が発している氣をみて、何とも言えない温かさを感じました。青年はそんな先輩を心から慕っている様子でした。

性質は「氣」によって伝わります。

「性質をみる」とは、頭で考えて分析することではありません。心が静まっているときに、自然に感じ取れるものです。

企業や学校などの講演で「性質をみる」という話題に触れると、性質をどのように言葉で表現するか、あるいは数値化できるか、そういった質問がたくさん出て来ます。

藤平光一先生は「言葉に出来るとしたら性質ではない」と説きました。

「性質をみる」とは、ありのままを感じ取るということであって、言葉に置き換えた瞬間に、それは別物になってしまうでしょう。性質をみるのに、言葉にする必要はないということです。

実際のところ、「性質をみる」ことは決して簡単でありません。

私たちは、「好き」「嫌い」、「合う」「合わない」といった自分の物差し、あるいは、自分の価値観で人をみています。相対的世界に生きているわけですから、それは仕方のないことです。

しかし、人と接するとき、物差しや価値観が先立ってしまうとしたら、性質をみることは難しくなります。さりとて、そういったものを完全に捨てることも出来ません。

いったいどうしたら良いのでしょうか。

唯一の方法は、「心を静める」ことです。

湖面を思い浮かべて下さい。風がない日に、湖面の波が無限小に静まると、鏡のようになります。すると、月は月として、鳥は鳥として、そのままの姿を映し出します。

湖面が波立つと、月も鳥もその姿を正しく映し出さなくなります。イライラして心が波立っているときは最たる例です。

心の状態も同じことで、心を静めることでありのままを映し出します。このとき、「性質をみる」ことが出来るのです。

心を静める訓練として、私たちは臍下の一点に心を静めることを学び、そして、氣の呼吸法を実践するのです。

性質を理解するからこそ、その人の能力を引き出すことが出来ます。人を導く立場にある者は、これを肝に銘じなければいけません。

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