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2018年9月の5件の記事

2018/09/20

新刊のお知らせ

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藤平信一です。

10月9日(火)にワニブックスPLUS新書から新刊が出ます。教育をテーマにした初めての著書です。

「氣」が人を育てる - 子どもや部下の能力を最大限に引き出す教育とは

藤平光一宗主は心身統一合氣道を「生活の中の合氣道」と定義しました。稽古を通じて「氣」というものを理解し、生活全般に活かすことが重要であると説きました。そのなかでも特に重要なのが、「持っている力を最大限に発揮する」こと 、そして「持っている力を最大限に引き出す」ことの二つです。本書は後者の「持っている力を最大限に引き出す」ことがメインテーマです。

昭和医療技術専門学校という学校があります。

国家資格である「臨床検査技師」という医療従事者を養成する専門学校で、一学年80名(三年制で総勢240名)います。全国平均で合格率70%台の国家試験で、毎年100%近い合格率を保っています。合格率を上げるために成績の悪い生徒をふるい落とす学校も多いそうですが、この学校ではそれをしません。あくまでも「全員合格」を目指すのです。

一日中、勉強を詰め込むのかと思えば、富士山に登ったり、キャンプに出かけたり、海外旅行をしたり、国家資格の取得に直接関係ないことも徹底しています。いわゆる世間の常識に異なることばかりです。 しかし、「氣」というものを通じてみることで紐解かれていきます。

学校長の山藤賢先生は、2016年から心身統一合氣道を学んでいますが、 それより前から、教育の現場で「氣」を体現していたようです。そこには小手先のテクニックではない「何か」があります。本書では、山藤先生との対話を通じてそこに迫っています。対談の内容を補足するために、私の解説も掲載しています。

近年の傾向として、分かりやすい本、薄い本が良く手に取られますが、 この本はそこを目指さず、時間をかけて、本氣で読んで下さる方のために書きました。使っている言葉・表現こそ平易なのですが、少々、歯ごたえがあるかもしれません。本書が皆さまのお役に立てば最高の喜びです。

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2018/09/11

指導員講習会(神奈川)

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藤平信一です。

「指導員講習会(神奈川)」で指導しました。主に首都圏の道場・教室から30名の指導者が参加しました。

新たに1名を指導員に任命しました(敬称略)。

【指導員】

  • 長島 俊太郎(圓心館道場/東京)

指導内容については「心身統一合氣道会 指導者心得」でご覧頂けます。アクセスするには、指導員専用のIDとパスワードが必要です。


指導員講習会について

心身統一合氣道の指導には指導資格が必要です。心身統一合氣道会では学び続ける者のみ指導できます。

東京・大阪・名古屋・仙台・福岡など全国主要都市で年間を通じて開催される指導員講習会で学んでいます。

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2018/09/08

指導員講習会(大阪)

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藤平信一です。

「指導員講習会(大阪)」で指導しました。主に近畿圏の道場・教室から、先日の台風の影響が今も残るなか、22名の指導者が参加しました。

指導内容については「心身統一合氣道会 指導者心得」でご覧頂けます。アクセスするには、指導員専用のIDとパスワードが必要です。


指導員講習会について

心身統一合氣道の指導には指導資格が必要です。心身統一合氣道会では学び続ける者のみ指導できます。

東京・大阪・名古屋・仙台・福岡など全国主要都市で年間を通じて開催される指導員講習会で学んでいます。

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2018/09/05

慶應丸の内シティキャンパス「夕学五十講」

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藤平信一です。

12/4(火)に慶應丸の内シティキャンパスの「夕学五十講(せきがくごじゅっこう) 」で講演をします。

慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)は慶應義塾の社会人教育機関です。

「時代の“潮流と深層”を読み解く」というコンセプトにもとづいて、 前期(4月~7月)、後期(10月~2月)の期間に様々な講師が招かれ、 半期で各25講演(通年で全50講演)が開催されます。

講演の開始時間は18時30分で、90分間の講演と30分間の質疑応答があります。 会場は東京・丸の内にある丸ビル7階にある丸ビルホールです。 私の講演のテーマは「持っている力を最大限に発揮する」です。

ビジネスパーソンであればどなたでも参加可能で、いち講演から自由に選択出来ます。 この機会に参加されませんか。 「夕学五十講」の詳細はこちらをご覧下さい。

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2018/09/03

心を決める

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藤平光一宗主は私の師匠であり、父でもあります。

ひとたび「師匠と弟子」という関係になると、「親と子」ではなくなり、 「親父」や「お父さん」と呼ぶことは全くなくなります。 振り返ってみると、親子関係であったことを懐かしくさえ感じます。

親子時代のことで、ふと思い出したことがあります。

父は「心を決める」ということを大事にしていました。 心を決めずに物事を始めてしまうと、そこには必ず迷いが生じます。 一つのことをやり遂げるには、まずは心を決めることが不可欠です。

小学校低学年まで、私はいわゆる「虚弱児」でした。 原因不明の熱によって、学校を3ヶ月間も休んだこともありました。 そんな私に、父は、毎朝風呂場で水をかぶるように勧めたのです。 「夏の暑い日から始めて、少なくとも一年間は続けなさい」と。

当時、小学4年生であった私は、こういわれて始めることにしました。 始めのうちは真夏の水浴びなので、氣持ちよくかぶっていましたが、 秋頃から徐々に状況が変わっていきます。 冬になると、朝を迎えるのが憂鬱で仕方がなくなりました。

そんな私に、父は「心を決める」という話をしました。 「水をかぶる」「水をかぶらない」という選択肢が自分にあると、 そこに迷いが生じて辛くなってしまう。 「水をかぶる」と心を決めて行いなさい、というのです。

はじめは、「根性論」をいわれているように感じていましたが、 なるほど「何とかしてさぼれないか」と迷いながら水をかぶると、 服を脱ぐだけで寒氣がして、水もとてつもなく冷たく感じます。

ところが、「水をかぶらない」という選択肢(可能性)を捨てて、 水をかぶる前提で行うと、思うほど辛くありません。 前の日の晩から、すでに心が決まっている感じがあるのです。

その違いを身体で会得した私は、自発的に取り組むようになり、 「心を決める」ということを徐々に覚えていったのでした。

そうこうしているうち、一年が経って、また夏を迎えました。 その頃には「心を決める」ことがかなり習慣づいていました。 いきなり止めてしまうのも、何だか寂しいような感じもあって、 結局、中学に進学するまでさらに二年続けることにしました。

このときの体験が「心を決める」という私の基本姿勢をつくることになりました。 私の場合は「水をかぶる」という方法が最も適していたと思いますが、 実際のところは他のことでも良いのでしょう。 「心を決める」習慣をつけることが目的なのですから。

「心を決める」ことは、これから社会に出る皆さんには特に重要です。

社会人として一つの選択肢を選ぶ以上は、いったん他の選択肢は捨て、 心を決めて臨むことです。 しかし、他の選択肢を捨てられない人が多いのです。

すると、苦しいことに直面し「自分はこんなことをしていて良いのか」 「自分にはもっと他に道があるのではないか」と迷い始めます。 この迷いが生じると、もはや困難を乗り越えることは出来ません。

すべきことを総てした上で、自分が歩む道ではないと確信するならば、 そのときは別の道を選べば良いだけです。 それもまた「心を決める」ことだからです。

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