« 2018年7月 | トップページ

2018年8月の3件の記事

2018/08/11

指導員講習会(東京)

Tokyo_1

藤平信一です。

「指導員講習会(東京)」で指導しました。主に首都圏の道場・教室から27名(定員)の指導者が参加しました。

新たに1名を指導員に任命しました(敬称略)。

【指導員】

  • 水上 洋(池ノ上教室/東京)

指導内容については「心身統一合氣道会 指導者心得」でご覧頂けます。アクセスするには、指導員専用のIDとパスワードが必要です。


指導員講習会について

心身統一合氣道の指導には指導資格が必要です。心身統一合氣道会では学び続ける者のみ指導できます。

東京・大阪・名古屋・仙台・福岡など全国主要都市で年間を通じて開催される指導員講習会で学んでいます。

|

2018/08/02

祝・サッカー殿堂入り

Picture_1
藤平信一です。

日本サッカー協会の決定により、サッカー元日本代表MFの加藤久様が第15回日本サッカー殿堂で掲額されることになりました。誠におめでとうございます。

加藤さんは宮城県のご出身で、仙台二高から早稲田大学に進学。Jリーグが発足する前から活躍されました。現役引退後は監督を歴任、2011年の東日本大震災の後は復興支援活動にも尽力なさっています。

加藤さんは心身統一合氣道の稽古を続けています。

|

2018/08/01

静止と停止

Title_2_3


藤平信一です。

相手が力いっぱい自分の手首をにぎって、押さえるとしましょう。 そうすると、持たれたところ(=手首)に意識を取られてしまい、持たれたところから動こうとして、動けなくなってしまいます。

しかし、冷静になってみれば、持たれているのは手首だけで、 手首以外は自由に動けるはずです。 それにも関わらず、全身が動けなくなってしまうわけです。

これは、心が一つのことにとらわれてしまった結果、 他のことに心をまったく使えなくなる最たる例です。 藤平光一宗主は、これを心の「停止」状態と定義しました。

この停止状態は日常生活でも頻繁に生じています。 トラブルなど自分が望まない出来事が生じると、それにとらわれ、 他のことにまったく心が向かなくなります。

本来すべきことに心を使えなくなってしまうのです。 誰かに悪口を言われると、一日中それが氣になってしまって、 何も手がつかなくなるという人もいます。 ひとたび心が停止すると、自由に使えなくなるということです。

私たちは、一日のなかでも何度もこの停止状態に陥っています。 しかし、たいていは自覚がないので全く氣づいていません。

「停止」と対になる状態が「静止」です。 静止とは心が静まっていて、一つのことにとらわれることなく、 いつでも自由に心を使える状態を指します。

厄介なのは、一見すると「停止」と「静止」はよく似ているので、 はじめはほとんど見分けがつかないことです。 そこで、道場での技の稽古でその違いを感じることが重要なのです。

冒頭の「手首をつかむ」例に戻りましょう。

臍下の一点に心を静めて、相手に力いっぱい手首を持たせます。すると、今度は手首に意識を取られることがなくなっています。

手首以外は自由に動けることが感覚的にも分かるので、 動けるところから動けば、相手を導き投げることが出来ます。

日常でいえば、仮に生じているトラブルはすぐに解決しなくても、 他にも出来ることはたくさんある、ということです。 出来ることから行えば、物事を着実に進めていくことが出来ます。トラブルに心が奪われてしまうと何も手につかなくなります。

心が静まった状態で物事に臨む「準備」「備え」が最も重要であり、 それによって、一つのことに心がとらわれなくなります。 私も日々、「静止と停止」をテーマに自分の心の状態をみています。

上記の例では、心が乱れていると相手に「持たれる」ことになり、 心が静まっていると相手に「持たせる」という感覚が生じます。 「持たれる」「持たせる」は一字違いでも結果は天と地ほど違います。

人前に出るときの「見る」「見られる」も同じことです。

臍下の一点に心を静めることは、心を停止させない具体的方法です。

ご一緒に日常生活で訓練して参りましょう。

|

« 2018年7月 | トップページ