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2016年6月の3件の記事

2016/06/18

指導員講習会(東京) 指導

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藤平信一です。

本日、「指導員講習会(東京)」で指導しました。 東京近郊の道場・教室から31名の指導者が参加しました。

新たに1名を指導員に任命しました(敬称略)。

【指導員】

  • 榎下 勝寛(慶應義塾高等学校)

指導内容については「心身統一合氣道会 指導者心得」でご覧頂けます。アクセスするには、指導員専用のIDとPasswordが必要です。


指導員講習会について

心身統一合氣道の指導には指導資格が必要です。心身統一合氣道会では学び続ける者のみ指導できます。

東京・大阪・名古屋を始め、全国主要都市で年間を通じて開催される指導員講習会で指導者は学んでいます。

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2016/06/14

指導員講習会(神奈川) 指導

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藤平信一です。

「指導員講習会(神奈川)」で指導しました。 神奈川近郊の道場・教室から27名の指導者が参加しました。

新たに1名を指導員に任命しました(敬称略)。

【指導員】

  • 横山 重明(横浜教室/神奈川)

指導内容については「心身統一合氣道会 指導者心得」でご覧頂けます。アクセスするには、指導員専用のIDとPasswordが必要です。


指導員講習会について

心身統一合氣道の指導には指導資格が必要です。心身統一合氣道会では学び続ける者のみ指導できます。

東京・大阪・名古屋を始め、全国主要都市で年間を通じて開催される指導員講習会で指導者は学んでいます。

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2016/06/01

氣が出ている

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藤平信一です。

握手を思い浮かべて下さい。

相手との距離、手を出す位置やタイミング、視線を向ける先など、私たちはどのように決めているでしょうか。

多くの場合、無意識のうちに決めています。むしろ、どのくらいの距離で握手をしたら良いかを考えた瞬間に、どうしたら良いか分からなくなり、自然な握手ではなくなります。

氣が出ているとき、すなわち周囲(外界)と氣が交流しているときは、その関わりにおいて、どうあるべきかを察知することが出来ます。

初めて会う人と、何十年来の友人に会うのでは距離は違うでしょうし、国や文化によって、あるいは人によっても適切な距離は違います。

重要なことはそれを感じ取れるかどうかです。

「自分がどうすべきか」と自分のことだけに心がとらわれた状態だと、周囲との関わりがないため何も察知出来なくなるのです。

合氣道の技も同じことで、相手との距離・位置関係、間(ま)などは、その関わりによって自然に決まります。

「自分がどういう動きをするか」という心の使い方をしているうちは、どうして良いのかは分かりません。

氣が出ていることが稽古の出発点であり、だからこそ、「心身統一合氣道の五原則」の最初に記されています。

 心身統一合氣道の五原則

  一、氣が出ている
  二、相手の心を知る
  三、相手の氣を尊ぶ
  四、相手の立場に立つ
  五、率先窮行

それでは、どうしたら「氣が出ている」状態を確認出来るでしょうか。

問題は、「氣が出ている」状態とは、特別な感覚ではないことです。それは「元氣である」ことに似ています。

元氣なときは特別な感覚があるわけではありません。健康なときは、むしろ健康であることを忘れています。

他方で、元氣なときは様々な実感があります。例えば「身も心も軽い」「食事やお酒を美味しく感じる」ようなときは、その実感を通じて元氣であることが分かります。

氣が出ている状態も、このような実感を通じて確認することが出来ます。確認の方法は幾つもありますが、ここでは三つ紹介いたします。

【見える範囲が広いか】

これは視界の問題だけではなく、視野が広く保たれているかどうかです。見えている範囲が広いとき、氣が出ています。

調子の悪いアスリートを指導していると、例外なく視野が狭くなり、氣が滞っていることが分かります。「集中」と「執着」を混同していると、これがよく起こります。

【周囲を感じられるか】

周囲のことを良く感じられるときは氣が出ています。反対に、一つのことに心がとらわれて、周囲のことが感じられないときは、氣が滞っているときです。

目の前のことに心がとらわれると、周囲のことを全く感じられなくなります。「相手に合わす」という心の使い方をしていると、これがよく起こります。

【全身でとらえているか】

「全身全霊」という言葉の通り、合氣道だけでなく何事を行うときでも、全身でとらえているときは氣が出ているときです。

身体を部分的に用いているとき、つまり全身でとらえていないときは、氣が滞っているときです。小手先で物事をしようとすると、これがよく起こります。


このような実感を通じて自分自身の状態をみていると、一日の中でも、氣が出ている状態、滞っている状態を繰り返していることが分かります。

自分の状態を正しく理解するからこそ良くすることが出来ます。自覚のないものは直しようがありません。

「氣が出ている」ことが稽古の出発点である以上、道場では勿論のこと、日常生活で氣が出ている状態を確認することが重要なのです。

ご一緒に磨いて参りましょう。

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