「心を静める(幻冬舎)」重版のお知らせ
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この記事は、心身統一合氣道の根幹である氣の原理(心が身体を動かす)を日常に活用する事が目的です。
読むだけではなく、積極的に課題に取り組んで下さい。実践を通して得た学びは一生の財産となります。
藤平信一です。
私が心身統一合氣道の稽古を始めたのは2歳でした。勿論、その頃の記憶は全くありません。物心がついた頃には、藤平光一先生から、木剣の持ち方を直に指導頂いたのを良く覚えています。
幼い頃は稽古の目的など考えていませんでしたが、振り返ってみると、幼い頃に稽古する意味がありました。
一つは「姿勢」です。
子供の発育において、正しい姿勢は極めて重要です。ただし、「正しい」といっても、一般的によく言われる、背筋を伸ばして身体を緊張させる姿勢ではありません。
正しい姿勢とは、簡単に言えば自然な姿勢であり、最も楽で、最も持続して、最も安定した姿勢のことです。氣のテストによって、その姿勢が正しい(自然)かどうか、確かめることが出来ます。
幼い頃は、そんな難しいことは分かりません。それでも、お互いの姿勢が安定しているかどうかを、楽しみながら確かめるうちに、身に付いて来ます。
最近は小学生の肩凝り・腰痛・頭痛・冷え性が多いですが、ほとんどの場合、原因は姿勢の悪さにあります。早い時期に正しい(自然な)姿勢を身につけることで、身体の基本を作ることが出来ます。
ちなみに、小学生の頃、私はいたずらが過ぎたようで、担任の先生から頻繁に罰を与えられていました。その罰が廊下に立たされるとか、静坐だったのですが、正しい姿勢なので1時間でも2時間でも平氣でいられます。「これでは罰にならない」と先生がよくこぼしていました。
稽古では、姿勢のことと同時に礼儀作法も教わるので、自分から挨拶すること、脱いだ履き物を揃えることなど、良い習慣が身に付いて来ます。今にしてみると大変有り難かったことです。
もう一つは「人間関係」です。
小学校での友達は、同じ学年の子供がほとんどでした。ほとんどが「ヨコ」の人間関係です。
稽古では、先生は勿論、違う学年の子供と接します。
道場・教室によって多少環境が違いますが、年齢や学年の違う子供達が一緒になって稽古します。年長の子は、年少の子供の面倒を見ることを覚えます。年少の子は、年長の子に敬意を持って接することを覚えます。
そこには「タテ」の人間関係があります。
縦社会には「上の人の命令を何でも聞く」というイメージですが、「タテ」の人間関係とは、そういうことではありません。社会生活で人間関係を構築する上で不可欠なものです。机で勉強するだけでは得られないことです。
「タテ」の人間関係を知らずに社会人になる人が多いようで、いくら頭脳が優れていたとしても活躍は出来ません。これも、今にしてみると大変有り難かったことです。
親御さんの役目は、__________ことです。ぜひ、良い習慣をお子さんに身につけさせて下さい。
【課題】
___には何が入りますか。正解は無限にあります。
※ これは「藤平信一メールマガジン」の掲載記事です。
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