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2009/11/16

氣を強くする

この記事は、心身統一合氣道の根幹である氣の原理(心が身体を動かす)を、日常生活で実践し、そして検証することが目的です。

何事を身に付けるにも実践は基本ですが、「実践」だけではなく、実践後にどう変わったか「検証」が重要です。

知識として得た学びは、時に失いやすいものです。実践・検証して得た学びは、失うことはありません。まずは1ヶ月間、記事の内容を実践・検証して下さい。


藤平信一です。

「氣が強い」とは「性格がきつい」ことではありません。

何事にも、始めの一歩を踏み出すには不安はあるものです。「自分に本当に出来るのであろうか」と不安がよぎると、本来、氣を向けるべき事に向けられなくなります。

「駄目かもしれない」「失敗したらどうしよう」と不安がよぎると、やり遂げる意欲、継続する意欲を失います。

「絶対に出来る」「必ずやり遂げる」を思い続けるからこそ、何事も達成することが出来るのです。このプラスの氣を堅持出来る能力が「氣の強さ」なのです。

多くの人は、不安がよぎると、その不安に背を向けます。「自分は不安など感じていない」と認めようとしません。「不安を感じないように」と意識すると、余計に不安を感じるものです。

不安から逃げているうちは、不安は追いかけて来ます。

「考え方を変える」という方法があります。「失敗したらどうしよう」ではなく「どうしたら成功するか」、確かにそれで不安が一時薄れることもあります。しかし、多くの場合、応急処置であり、抜本的な解決にはなっていません。

意識には、我々が認識している「顕在意識」と、認識していない「潜在意識」があります。通常、我々が言う「意識」とは「顕在意識」のことです。

顕在意識は、潜在意識から出された材料で組み立てられます。したがって、潜在意識にマイナスが蓄積していると、顕在意識もマイナスになりやすいのです。氣を強くするには、潜在意識を変える必要があります。

その具体的方法が「命令暗示法」です。

命令暗示法では、夜寝る直前に鏡の前に立ち、鏡に映る自分に「お前(あなた)は氣が強い」と言葉をかけます。「私は」という一人称ではなく、鏡に映る自分に「お前は(あなたは)」と二人称で語りかけると効果的です。

その際、一切の迷いを入れてはいけません。また、語りかけるのは一つだけ、あれもこれもはいけません。そして、テレビを見たり読書したりせず、すぐに休みます。

夜、寝ている間は潜在意識が主として働いていますので、休む直前に語りかけると、潜在意識に入りやすいのです。これを少なくとも3ヶ月間、毎日、継続します。

結果はどうなるか。実践した人のみに分かることです。

私は立場上、常に結果を残すことが求められるのですが、氣が緩むと、途端に不安な状態に陥ります。しかし、命令暗示法を行っているときは、不安はあっても乗り越えることが出来ます。

私は自分が実践しないことを人には絶対に勧めません。現在でも、欠かすことの出来ない訓練の一つです。

さて、今月の実践・検証です。

[実践すること]

  • 本日から3ヶ月間、命令暗示法を行う。

[検証のポイント]

  • 毎月、どの様な変化があったか記録する。

※ これは「藤平信一メールマガジン」の掲載記事です。

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