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2009/03/02

学びは実践・検証

藤平信一です。

この記事は、心身統一合氣道の根幹である氣の原理(心が身体を動かす)を、日常生活で実践し、検証するための記事です。読むだけでは意味がありません。

何事を身に付けるにも実践することは基本です。しかし、ただ実践するのではなく、その結果、何がどの様に変わったかを検証することが重要です。

単なる知識として得た学びは、失いやすいものです。一方で、自ら実践し、検証して得た学びは失うことはありません。まずは1ヶ月間、実践・検証して下さい。


「学びは実践・検証」

このたび、幻冬舎から初めての著書「心を静める」を出版しました。この本をお読みになって、ブログをお読みになる方も多いと思います。そこで、今回は実践・検証の重要性についてお伝えします。

今までもブログお読み頂いている皆さんにとっても大切な内容なので、復習としてお読み下さい。

このブログ記事は、ただお読み頂くのではなく、実践・検証して頂くことを前提に書いています。

何事にも実践が重要なのは、言うまでもありません。本を読むのも、セミナーなどに参加するのも重要ですが、それだけでは知識が増えるだけです。本の内容、セミナーなどの内容を身につけるためには、実践することが不可欠なのです。

つまり、このブログをお読みになるだけでは、知識が増えるかもしれませんが、身にはつきません。

一方で、実践さえすればそれで良いかと言えば、実はそうとも限りません。実践した結果、どうなったか検証することが必要です。例えば、自分自身の考え方や行動がどの様に変化したか。また、周囲との人間関係がどの様に変化したか。

実践した結果を客観的に分析することが不可欠です。

例えば、「氣の呼吸法を毎日行う」が課題だとします。

「私は毎日1時間やっています!」氣の呼吸法を実践する方から、この様な報告を頂きます。毎日1時間も継続することは並大抵のことではありません。それ自体は素晴らしいことです。しかし、私はこの様にお尋ねします。

「その結果、どのような変化がありましたか?」

すると、それを聞いて「え?」と止まってしまう方がいます。厳しいことを言いますと、この質問で止まってしまう方は、「自己満足」と言うと言い過ぎかもしれませんが、氣の呼吸法を1時間行うことだけで満足しています。

中には「苦しいけれど1時間も頑張る」という方がいます。苦しいということは、やり方が間違っているということです。検証しないと、間違った方向にどんどん進みます。ただ実践すれば良い訳ではないのです。

別の例をあげましょう。

「プラスの言葉を使うこと」が課題だとしましょう。真面目な方は、「私は毎日プラスの言葉を使っています!」と、わざわざ報告して下さいます。それ自体は素晴らしいことですが、私はこの様にお尋ねします。

「その結果、どのような変化がありましたか?」

すると、やはり「え?」と止まってしまう方がいます。中には、「かえってストレスが溜まりました」という方もいます。それでは課題の意味が全くありませんね。ストレスが溜まるのは、我慢したり、自分の心を誤魔化したり、どこかで無理をしている表れです。

検証をしないと、間違った方向にどんどん進んで行きます。ただ、実践すれば良い訳ではないのです。

知識は時に失いやすいものですが、実践・検証を通して身につけたことは失いにくいものです。一生の財産となります。このブログの読者の皆さんには、今後もぜひ実践・検証をお続け下さい。

さて、今月の実践・検証です。

[実践すること]

  • 心を静める」から実践する課題を一つ決める。
  • 期間を1ヶ月間に定め、実践する。

[検証のポイント]

  • 実践する過程(1日毎/1週間毎/1ヶ月毎)で検証して、変化をノートに記録する。

この記事はメールマガジンに掲載されたものです。

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