指導員の適性
藤平信一です。
メールマガジンに届いたご質問にお答えします。
【Question】
藤平先生、こんにちは。
心身統一合氣道を始めて6年が経ち、昨年の昇段審査において念願の初段を頂きました。道場の先生や仲間に感謝しています。
道場の先生から「この機会に指導員になりませんか」と声をかけて頂き、やってみたい氣持ちはあるものの、私に務まるかどうかが不安で今も決意できずにおります。
指導員の適性についてご指導頂けますか。
【Answer】
こんにちは。
お氣持ちをお察しいたします。何にするにも始まりがあり、それには不安もあるものです。今でこそ私は世界中で指導させて頂いておりますが、私にも最初の指導があり、とても緊張したのを覚えています。
指導者の適性は幾つかありますが、最も重要なのは、人の役に立つことに喜びを感じるかどうかです。
「相手が良くなることに喜びを感じる」という方に、指導員になって頂きたいです。もし、指導技術が未熟であっても、どうやったら相手が良くなるか工夫する課程で、経験と共に指導技術はいくらでも向上します。また、指導する立場になっても常に学び続けます。
一方で、よく「自分が指導したいから指導する」という方がいますが、指導動機が自己中心的なので、相手が良くなるかどうかは関係ありません。一度、指導者になると、教えるだけで学ぶことが疎かにもなります。こういう方には指導員になって頂きたくありません。
ご自分はどちらでしょうか。もし前者ならば迷うことはありません。道場長の推薦を受け、これからはぜひ指導員として稽古をお続け下さい。人に伝えることによって初めて会得することが多くあります。それは自分のための稽古では得ることが出来ないものです。
指導員になると、心身統一合氣道会の東京本部と大阪本部で月一回開催される「指導員講習会」に参加することが可能になります。私が直に指導いたしますので、お目にかかるのを楽しみにしております。
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