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2008/03/01

氣の学習における選書

藤平信一です。

この記事は、心身統一合氣道の根幹である氣の原理(心が身体を動かす)を、日常生活で実践し、検証するための記事です。読むだけでは意味がありません。

何事を身に付けるにも実践することは基本です。しかし、ただ実践するのではなく、その結果、何がどの様に変わったかを検証することが重要です。

単なる知識として得た学びは、失いやすいものです。一方で、自ら実践し、検証して得た学びは失うことはありません。まずは1ヶ月間、実践・検証して下さい。


「氣の学習における選書」

心身統一合氣道会の会員から、本の読み方や本の選び方について質問を頂くことが多くなりました。そこで、今回は本の話をいたします。

そもそも本の読み方には、精読と速読の二つがあります。現代は極めて多くの情報があるので、その情報を取るには、速読の技術が不可欠です。インターネット上のニュース等がそうですね。私も速読で、年間で相当数の本を読みます。

一方で、一冊にじっくりと時間をかけて読むべき本もあります。このメールマガジンの内容や、藤平光一先生の著書などは、精読を前提に書かれています。

読書は食事に例えることが出来ます。時間のない時には、手早く食事を取ることも必要です。時間のある時には、ゆっくり味わって食事を取ります。全ての食事を手早く済ませるのは、味氣ないものです。

昨今では、速読の技術に価値を求める方が多いようですが、実は、速読以上に精読も重要なのです。

さて、氣の学習における選書に戻りましょう。

藤平光一先生の著書を初めて選ぶ方は、入門書としては、「氣の呼吸法 (単行本)」をお勧めします。平易な表現なので、初心者に最も適しています。
 
藤平光一先生の歴史を知るには、「氣の威力 (単行本)」や「氣の確立 (単行本) 」をお勧めします。ちなみに、「氣の呼吸法」は本年8月に文庫化される予定です。また、「氣の威力」と「氣の確立」には、別に文庫版がありますのでご注意下さい。

ここから先は、本格的に学ぶ方のための選書です。

一般書店ではお求めになれない藤平光一先生の著書に、「氣の実在」「氣と健康」「氣と生活」があります。

この3冊の製作にあたっては、編集者が携わっていません。藤平光一先生が執筆した原稿、一言一句そのままです。その為、藤平光一先生の指導を直接受けるような迫力があります。

心身統一合氣道の指導者に、私がいつもお勧めする読み方は、一ヶ月に一冊、3冊のうち1冊を読むことです。今月は「氣の実在」、来月は「氣と健康」、再来月は「氣と生活」と、3ヶ月で一巡するように読んで行きます。

これを少なくとも一年間継続します。

本の理解度は、その時のレベルに因って変わってくるものです。

前回、同じ本を読んだ時と同じことしか得られないとしたら、それは、3ヶ月間にほとんど成長していないということです。成長していれば、本を読む度に新たな発見があるものです。これを愚直に実践する方は、氣の理解を深めていきます。

これから「氣の実在」「氣と健康」「氣と生活」をお求めになる方はこちらをご覧下さい。真剣に実践する氣持ちがある方に限ります。

最後に、書籍全般の選び方についてお伝えします。

どんな分野でも、一流の方、一芸に秀でた方が書く本を選ぶことをお勧めしています。そこに、「氣」という言葉が使われているかは別として、そこには氣の学びに通じるものがあります。氣の学習において、それを自力で読み取っていくことが重要です。

ブログの右側のメニューにお奨め書籍をリストアップしています。定期的に変えていますので、選書に迷われた方は、ぜひお読み下さい。

さて、今月の実践・検証です。今回は時間がかかる実践・検証なので、氣を長く続けて下さいね。  

[実践すること]

  • 「氣の実在」「氣と健康」「氣と生活」を一ヶ月に一冊ずつ読む。
  • 一冊読むごとに、学んだことをノートに手書きで記録を取る。
  • 3ヶ月をサイクルとして、それを一年間継続する。

[検証のポイント]

  • 3ヶ月ごとに同じ本を読んで、新たな発見があったか検証する。
  • 「なぜ3ヶ月サイクルなのか」を探る。

この記事は「藤平信一メールマガジン」に掲載されたものです。このブログより早く記事をお読み頂けます。

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