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2007年4月の2件の記事

2007/04/22

審判員指導員講習会 指導

藤平信一です。

4/21(土)~22(日)に栃木総本部・天心館道場にて審判員指導員講習会があり指導をしました。

心身統一合氣道には、国内だけでも500以上の道場・教室があります。それぞれに指導者がいます。心身統一合氣道の指導をするためには、審判員資格(三段以上)、もしくは指導員資格(初段以上)が必要です。

審判員資格、指導員資格を維持するためには、審判員は年4回ある審判員講習会で2回以上、指導員は年6回ある指導員講習会で1回以上の出席が必要です。心身統一合氣道は、常に学んでいる者のみ指導出来ます。

指導者はそれぞれ多くの会員を指導するため、この講習会が最も重要です。そのため、私が直に指導しています。指導者は資格を維持するためではなく、自己の向上のために出来るだけ多く講習会に参加しています。

今回の審判員指導員講習会には日本全国から60名の指導者が参加しました。

Seminar_16

合氣道の技は、相手に持たせる時点で勝負が決まります。力を入れたり緊張をしたりして相手に持たれると、ぶつかってしまい動くことが出来ません。心をしずめて正しくリラックスして持たせると、自由に導けます。

講習会では、相手に力いっぱい持たせて自由に導く動作を指導しました。参加者一人一人が私の腕を持ち、どの様に導くかを直に体験して頂きました。それから、片手交叉取り呼吸投げや天地投げで応用しました。

さて、栃木総本部で開催する審判員指導員講習会では、審判員と指導員の新規任命をしています。今回は新たに審判員1名、指導員9名を任命しました。任命式にて、私から任命書を直に授与しています。

Seminar_2_4

さらに、今回は道場認可がありました。実績として積んでいる教室は、道場認可を与えられます。道場認可を受けるのは、とても厳しい道程です。

道場名は、栃木県支部「信心館道場(しんしんかんどうじょう)」です。指導者の岩出貴之は本部内弟子として10年間修行した優秀な指導者です

Seminar_3_2

栃木市に専用道場を現在建設中で、7月にオープンします。また、このブログでもご紹介します。栃木市周辺の皆さまは、ぜひ一度足をお運び下さい。

栃木総本部は別名、氣の郷といいます。ご存じでない方は、このブログの左側のメニューにある「マイフォト」をご覧頂くとイメージが湧くと思います。

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2007/04/20

~する・~される

【記事の読み方】

藤平信一です。

この記事は、心身統一合氣道の根幹である氣の原理(心が身体を動かす)を、日常生活で実践し、検証するための記事です。読むだけでは意味がありません。

何事を身に付けるにも実践することは基本です。しかし、ただ実践するのではなく、その結果、何がどの様に変わったかを検証することが重要です。

単なる知識として得た学びは、失いやすいものです。一方で、自ら実践し、検証して得た学びは失うことはありません。まずは1ヶ月間、実践・検証して下さい。


「~する・~される」

心身統一合氣道の根幹は、氣の原理(心が身体を動かす)である。「心が身体を動かす」とは、言い換えれば、「心の状態は、常に身体の状態に影響を与えている」ということだ。

心身統一合氣道の技の話である。相手が力一杯、自分の手首を握ったとしよう。その相手を自由に動かし、スムーズに導くことが出来るだろうか。それが出来るかどうかは認識次第だ。

相手が握っている事実は変わりないが、認識の仕方は二つある。「持たれた」と「持たせた」である。

「持たれた」と認識して握られると全く動くことが出来ないが、「持たせた」と認識して握らせると自由に動くことが出来る。初めて体験する者にとっては不思議以外の何ものでもないが、要は、心の持ちようなのである。

心には形がないので、自分がどの様な心の使い方をしていても、周りの人間には分からないだろう、と考える人がいる。心身統一合氣道では、その考えでは通用しない。論より証拠、間違った心の使い方では技が出来ないからだ。

日常生活でも、同じような心の使い方がある。

人前に出ると緊張する、という人が多い。そういう人は、「見られている」という認識を強く持っている。自分に対して、氣を引いてしまうのである。

「見られている」ではなく、「見ている」と認識を変えるだけで、驚くほど緊張は緩和する。つまり、相手に対して、氣を向けるのである。

そもそも、氣を引くときは自分のことばかりを考えている。「失敗したらどうしよう」「評価されなかったらどうしよう」など、全て自分のことばかりだ。

自分ではなく、相手に対して氣を向ければ良い。「相手はどんな人柄か」「相手はどんな表情をしているか」「相手はどんな服装か」などは、全て相手のことである。内から外へ、氣の向きを変える。

私は緊張をしやすかったが、これを覚えて、同じ緊張感でもプラスに働き、大事な場面に非常に強くなった。

別の例をあげれば、仕事を頼まれた時の認識がある。

仕事を頼まれると、「させられている」と捉える人が多い。そうすると、能率は悪く、必要以上に疲れるものである。同じ仕事でも、「(自分から)している」と捉えるだけで、驚くほど能率が上がり、ほとんど疲れない。

簡単に言えば「同じやるならば楽しくやろう」ということだが、この心の切り替えが出来ない人が実に多い。わざわざ疲れるような心の使い方をして「疲れた」と言い、やる氣を失っていくのだから大変である。

心身統一合氣道では心の切り替えを稽古するのだが、日常生活で活用すれば、楽に物事を行えるようになる。一つの技でも、実に奥が深いのである。

今回の実践・検証。

[実践すること]

  1. 人に会うときに「見られている」と思って会ってみる。人に会うときに「(自分が)見ている」と思って会ってみる。
  2. 仕事をするときに「させられている」と思ってやってみる。仕事をするときに「(自分から)している」と思ってやってみる。

[検証のポイント]

  1. どちらが、より落ち着いて人に会えたか。
  2. どちらが、より楽に仕事を出来たか。

この記事は「藤平信一メールマガジン」に掲載されたものです。このブログより早く記事をお読み頂けます。

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