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2007/03/15

氣と教育(21) 「全てはセルフコントロールから」(最終回)

藤平信一です。

「氣と教育」の総まとめをしましょう。

私たちは誰でも、何らかの形で教育に携わっています。教育に携わっているのは、学校や習い事の先生だけではありません。

私たちは全て教育者です。

家庭であれば、親は子供を教育しています。学校であれば、先輩が後輩を教育しています。会社であれば、経営者は社員を教育し、上司は部下を教育しています。友人であれば、時に教育し、時に教育されています。

つまり、私たちは「常に誰かに影響を与えている」ということです。

プラスの人間であれば、相手にプラスの影響を与えます。マイナスの人間であれば、相手にマイナスの影響を与えます。いわば、天地自然の法則です。相手をプラスに導くのもマイナスに導くのも、私たち次第なのです。

教育において、「何を伝えるか」は重要なことですが、「どの様な心で伝えるか」は、さらに重要なことです。どんなに正しいことでも、マイナスな心の状態で伝えてしまっては、相手はマイナスになるだけです。

常に誰かに影響を与えている以上、まず自分がプラスの人間になり、相手と接することがとても重要です。全てはセルフコントロールから、なのです。

セルフコントロールは我慢することではありません。我慢には限界があります。ただ我慢を重ねるのは「根性論」です。大事なのは、どうしたら「セルフコントロールが出来るか」です。その答えが「氣の呼吸法」です。

心身統一した姿勢(自然な姿勢)で、呼吸を静かに維持することで、波静まった水面のように心の状態は静まります。心静まった状態で相手と接することが基本です。

教えて育てることを「教育」と言います。教えて圧することを「教圧(強圧)」と言います。相手の言動に感情的になって、刺激にすぐに反応していては、「教育」ではなく「教圧」になってしまいます。

「氣づく力」、「判断する力」、「実現する力」を教えて育てるのも、心を静めているからこそ出来ることです。ぜひ、「氣の呼吸法」を実践して頂きたいと思います。

「氣と教育」は、昨年の「氣フォーラム2006」の内容を基本にして、一年間、連載でお伝えして参りました。

継続してお読み頂いた全ての皆さまに、心より御礼を申し上げます。「氣と教育」でお伝えしたことが、皆さまのお役に立てば幸せです。

ありがとうございました! (完)

※ この記事は「氣の研究会メールマガジン(教育編)」に掲載された記事です。

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