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2007/02/08

ビジネスに氣を活かす

藤平信一です。

先日、USENの番組「ビジネス・ステーション」の収録についてお話しました(記事はこちら)。その後、記事を読んだ多くの方から「心身統一合氣道をビジネス番組でお話になるのが意外でした!」という感想を頂きました。

その感想が意外でしたもので、この機会にお話します。

藤平光一先生は、日本経営合理化協会のセミナーで数多くの経営者に氣の原理(心が身体を動かす)」を指導して来ました。私自身も、昨年から日本経営合理化協会のセミナーで指導をしています(記事はこちら)。

心身統一合氣道を、なぜビジネス番組で話をするのか。それは、心身統一合氣道の基本である「氣の原理(心が身体を動かす)」は、合氣道の技では勿論のこと、ビジネスでも重要な原理だからです。

相手の心を無視して無理に投げようとすれば、相手の心は反発します。一旦、相手の心を反発させてしまうと、投げるのは難しくなります。心が身体を動かしています。相手の心を尊重して導くから、相手の身体も導くことが出来るのです。

身体には形がありますが、心には形がありません。そのため、身体の存在を忘れなくても、心の存在は忘れやすいのです。心の存在を忘れていては、心身統一合氣道の技は出来ません。

ビジネスの人間関係も同じことです

ビジネスでは、経営者と従業員、上司と部下、元請けと下請けなど、力関係や立場で強さと弱さがあります。力関係や立場の強い者は弱い者に対して、相手の心を無視して、無理に動かすことが出来る場合があります。

短い間であれば、それで上手く運ぶように見えるかもしれません。しかし、相手の心のなかには常に反発する心が生じています。長い間であれば、相手の心を反発させては事は上手く運びません。積もり積もった反発が何らかの形で現れるからです。

それでは、相手をどの様に動かしたら良いのか。その具体的な方法が、「心身統一合氣道の五原則」です。

心身統一合氣道の五原則

 一、氣が出ている
 二、相手の心を知る
 三、相手の氣を尊ぶ
 四、相手の立場に立つ
 五、率先窮行 [ソッセンキュウコウ]


今回は、一つ一つの説明はいたしませんが、「心身統一合氣道の五原則」の通りに実行することで、相手の心を尊重し、反発なく導くことが出来ます。

心身統一合氣道は「投げて喜び、投げられて喜び」です。「なぜ投げられて喜ぶのか」、「投げられて何が嬉しいのか」、体験していない方は不思議に思うようです。一度体験をすれば、その意味は良く分かります。

ビジネスにおいても「導いて喜び、導かれて喜び」です。心を無視されて、力関係や立場によって動かしたり動かされたりしていては喜びはありません。相手の心を尊重して導くからこそ、そこに喜びがあるのです。

私は、国内外のセミナーで心身統一合氣道の指導者に伝える一方、経営者や管理職を対象としたセミナーで氣の原理を指導しています。経営者が氣の原理に基づいて行動すれば、そこで働く社員が幸せになるからです。

経営者や管理職を含めて、人を導く立場にある方は、ぜひ心身統一合氣道を学んで頂きたいと思います。

今年はさらにその輪を広げて参ります。

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