« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007年2月の4件の記事

2007/02/15

氣フォーラム2007 指導

藤平信一です。

2/12(月)に東京国際フォーラムにて、「氣フォーラム2007」を開催しました。北海道から長崎まで、日本全国から105名が参加されました。お越し頂いた皆さまには、この場を借りて心より御礼を申し上げます。

氣フォーラムは今年で4年目、今回のテーマは「心身統一合氣道」でした。

氣フォーラムの最大の特長は、話だけではなく体験があることです。話で得る情報量と体験で得る情報量は桁違いです。体験で得る「ひらめき」は、人をとても活き活きとさせます。満員となった会場は、熱氣でいっぱいでした。

Kiforum_2_2

冒頭で、私が心身統一合氣道の演武(他人数掛け)を披露しました。全く予告せずに演武をしたので、驚かせてしまったようです。

その後は、心身統一合氣道の本質である氣の原理(心が身体を動かす)に基づき、下記のサブテーマに沿ってお伝えしました。

 【心身統一合氣道/人を導くための秘訣を学ぶ】
 【心身統一道/どんな時も「ぶれない」心と身体を得る】
 【行動改革/まず自らが「氣」が出ている人間になる】
 【セルフコントロール/呼吸が静まれば心は安定する】
 【正しいリラックス/いつでも最高の力を発揮する】
 【あるがままの人生/天地を基準とした生き方をする】

私も出来る限り、参加者お一人お一人直にお伝えしました。6時間という長時間のセミナーでしたが、集中力が切れる方はなく、最初から最後まで活き活きとされていました。私も、お伝え出来て心から幸せに感じました。

参加された皆さまから頂いた感想の中から、一部をそのままご紹介します。

(50代・男性 会社経営)

人を動かすのは「力」ではないことが分かった。日頃、社員を力で動かしている自分を発見した。合気道に初めて触れたが、なるほど人を動かす奥義だ。相手の心の状態を見ることを教わったので、まず社員に対して実践したい。理屈ではなく、体験できたことが貴重であった。来年も必ず来たい。

(30代・女性 会社員)

今まで頑張ることしか知りませんでしたが、頑張ると心も体も弱くなるのを体験して、目からウロコでした。リラックスしている時が一番強いなんて、今まで一体何だったのでしょう・・・・・。正直、自然体といっても今まで良く分からなかったのですが、今回体験してみてよく分かりました。合氣道、始めようと思います。


(40代・女性 主婦)

心が不安定だと何かのせいにしてバランスを取ってしまう。私も不安定なとき、夫や子供にあたっています。夫は優しいので受け止めてくれていますが、子供のためにも今のままではいけないと思いました。呼吸法をして、私もぶれない心を持ちたいです。スタート地点に立った気分で、感謝でいっぱいです。

(20代・男性 プロアスリート)

とにかく楽しい、あっという間の6時間でした。自分は、調子が良いとき悪いとき波があって、調子が悪くなると歯止めが利きません。どうしたら調子が良いときの状態を維持できるかが自分にとっての課題でした。意識を静めることと呼吸を静めることが分かったので、今日から取り組みます。


来年も2月に「氣フォーラム2008」を開催します。今回、お越しになれなかった皆さまは是非お越し下さい!

|

2007/02/08

ビジネスに氣を活かす

藤平信一です。

先日、USENの番組「ビジネス・ステーション」の収録についてお話しました(記事はこちら)。その後、記事を読んだ多くの方から「心身統一合氣道をビジネス番組でお話になるのが意外でした!」という感想を頂きました。

その感想が意外でしたもので、この機会にお話します。

藤平光一先生は、日本経営合理化協会のセミナーで数多くの経営者に氣の原理(心が身体を動かす)」を指導して来ました。私自身も、昨年から日本経営合理化協会のセミナーで指導をしています(記事はこちら)。

心身統一合氣道を、なぜビジネス番組で話をするのか。それは、心身統一合氣道の基本である「氣の原理(心が身体を動かす)」は、合氣道の技では勿論のこと、ビジネスでも重要な原理だからです。

相手の心を無視して無理に投げようとすれば、相手の心は反発します。一旦、相手の心を反発させてしまうと、投げるのは難しくなります。心が身体を動かしています。相手の心を尊重して導くから、相手の身体も導くことが出来るのです。

身体には形がありますが、心には形がありません。そのため、身体の存在を忘れなくても、心の存在は忘れやすいのです。心の存在を忘れていては、心身統一合氣道の技は出来ません。

ビジネスの人間関係も同じことです

ビジネスでは、経営者と従業員、上司と部下、元請けと下請けなど、力関係や立場で強さと弱さがあります。力関係や立場の強い者は弱い者に対して、相手の心を無視して、無理に動かすことが出来る場合があります。

短い間であれば、それで上手く運ぶように見えるかもしれません。しかし、相手の心のなかには常に反発する心が生じています。長い間であれば、相手の心を反発させては事は上手く運びません。積もり積もった反発が何らかの形で現れるからです。

それでは、相手をどの様に動かしたら良いのか。その具体的な方法が、「心身統一合氣道の五原則」です。

心身統一合氣道の五原則

 一、氣が出ている
 二、相手の心を知る
 三、相手の氣を尊ぶ
 四、相手の立場に立つ
 五、率先窮行 [ソッセンキュウコウ]


今回は、一つ一つの説明はいたしませんが、「心身統一合氣道の五原則」の通りに実行することで、相手の心を尊重し、反発なく導くことが出来ます。

心身統一合氣道は「投げて喜び、投げられて喜び」です。「なぜ投げられて喜ぶのか」、「投げられて何が嬉しいのか」、体験していない方は不思議に思うようです。一度体験をすれば、その意味は良く分かります。

ビジネスにおいても「導いて喜び、導かれて喜び」です。心を無視されて、力関係や立場によって動かしたり動かされたりしていては喜びはありません。相手の心を尊重して導くからこそ、そこに喜びがあるのです。

私は、国内外のセミナーで心身統一合氣道の指導者に伝える一方、経営者や管理職を対象としたセミナーで氣の原理を指導しています。経営者が氣の原理に基づいて行動すれば、そこで働く社員が幸せになるからです。

経営者や管理職を含めて、人を導く立場にある方は、ぜひ心身統一合氣道を学んで頂きたいと思います。

今年はさらにその輪を広げて参ります。

※ この記事は「心身統一合氣道会メールマガジン」に掲載された記事です。

|

2007/02/04

審判員指導員講習会 指導

藤平信一です。

2/3(土)~4(日)の2日間の日程で、氣の郷(財団法人 氣の研究会 栃木総本部)にて、審判員指導員講習会が開催されました。日本全国から50名の審判員・指導員が参加しました。私は2/3(土)に指導しました。

Seminar_14

心身統一合氣道の指導をするためには、審判員(三段以上)、もしくは指導員(初段以上)の資格が必要です。審判員指導員講習会は審判員・指導員が学ぶ講習会です。常に学ぶ者だけが資格を保持できます。

心身統一合氣道で最も重要な講習会の一つです。最初の時間では、その講習会で一貫してお伝えするテーマを指導します。講習会全体で最も重要な時間なので、私が直接指導しています。

今回は、稽古において誤解の多い「心を使うこと」と「考え事をすること」の違いを指導しました。相手に力いっぱい持たせた状態から自由に動く動作と片手交叉取り呼吸投げで、技を行うとき心の状態の重要性を指導しました。お一人お一人相手をしてお伝えしました。

審判員指導員講習会の始めには、毎回、道場認可と審判員・指導員任命を行います。

道場認可は、長年実績を積んだ教室に与えられます。今回はめでたく、「泉心館道場(旧・鐵心館仙台教室)」と「京心館道場(旧・幡ヶ谷教室)」が道場認可されました。その後の審判員・指導員任命では、4名の審判員と10名の指導員が任命されました。

Seminar_2_3

「泉心館(センシンカン)道場」の詳細はコチラ。
「京心館(ケイシンカン)道場」の詳細はコチラ。

お近くにお住まいの方は、ぜひ一度足をお運び下さい。

ところで、2/1(木)に滋賀県に新しい道場がオープンしました。本部直轄道場で、道場名は「智心館道場」です。心身統一合氣道の他に氣圧療法も受講できます。

「智心館(チシンカン)道場」の詳細はコチラ。

JR栗東駅前の交通の便の良いロケーションです。お近くにお住まいの方は、ぜひ一度足をお運び下さい。

|

2007/02/01

氣と教育(19)「実現する力(3)」

藤平信一です。

日常的なことで氣を切らない習慣になったら、今度は大きな夢で実現する力を養って参りましょう。

大きな夢を実現するには、相対的に時間がかかります。その途中には壁が立ちはだかることもあるでしょう。そこで氣を切ってしまったら実現はしません。

しかし、氣を切らないと言っても、一日中夢のことを考えていては、他の事を全く考えられなくなってしまいます。それでは無理があり、バランスが悪くなってしまいます。

そこで重要なのが「潜在意識の活用」です。

最近は潜在意識の重要性が広く認識されて多くの本が出ています。中には良著もあるので、参考にされると良いと思います。これから本を探す方には、下記の本をお勧めします。

「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント

潜在意識には、「思いの強さ」と「繰り返し」によって深く入ります。

それでは「繰り返し」からお伝えしましょう。

潜在意識は寝ている間に強く働いているので、眠りにつく直前に、鏡にうつる自分に向けて暗示をかけると、特に効果があります。暗示のかけかたは「お前は(あなたは)~だ(できる)」が良いです。鏡にうつる自分から、自分に語りかけられるイメージです。

期間は潜在意識に入るまでです。少なくとも3ヶ月は継続しましょう。途中で止めてしまうのは余りにもったいないので、一旦始めたら続けて下さい。

これを続けるうちに、自分が実現したい夢がはっきりとしてきて、心のなかで鮮やかに描くことが出来るようになります。そうなると、立ちふさがる壁などに負けることはありません。

他の方法として、ご自宅の目につく場所に夢を書き出しておいて、常に目に入るようにしておくのも効果があります。写真があれば、より描きやすくなります。写真を見て、書き出した文章を音読すれば「なお良し」です。

次に「思いの強さ」です。

日常生活で氣を切らないことは、言ってみれば心の準備運動です。これが出来ていないと、潜在意識の活用がうまく出来ません。

日頃あまり運動しない人が、準備運動をしないで運動をすると、身体に無理が出ますね。心も同じことです。

また、日常で氣を切る習慣がある人は、「思い」が弱いので、潜在意識に入れても、思いが弱くて効果が出にくいのです。うまく活用できない方は、日頃の訓練が不足しているのです。

潜在意識を上手に利用すれば、実現する力の助けとなります。私は、実現したいことをまず潜在意識に入れます。それが実現への近道であり、モチベーションを維持し続けるのもとても楽になります。

基礎訓練の上で、潜在意識を活用して参りましょう。

※ この記事は「氣の研究会メールマガジン(教育編)」に掲載された記事です。

|