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2006/08/17

氣と教育(9)「氣づく力」

藤平信一です。

「氣づく力」を養うことをお伝えする前に、そもそも氣づくこと、つまり「氣づき」とは何でしょうか。

読み進める前にご一緒に考えてみましょう。

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狭義では「物事の存在を認識する」ことです。
広義では「物事の本質を理解する」ことです。


まずは、「物事の存在を認識する」からお伝えします。

氣づく力は、人間らしく生きる上で不可欠なものです。なぜなら、氣づかないことは、その人にとって「ないのと同然」だからです。

誰かにお世話になっていたとしても、氣づかなければ、何もしてもらっていないのと同じです。感謝の心を持つこともないでしょう。氣づくからこそ、常に感謝の心を持つことが出来ます。

ここで、少しだけお付き合い下さい。

今までにお世話になった方を、出来る限り思い浮かべて頂けますか。

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何人くらいあげられたでしょうか。その方々には感謝の氣持ちをお持ちのはずです。

一方で、今までお世話になっていても、ご自分で認識していない方はいませんか。思い浮かべて頂けますか。

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認識していない方を思い浮かべるとは何とも変な話です。それでも、何人くらいあげられたでしょうか。

先日の私の氣づきですが、東京で大停電がありました。電氣が止まるだけで、首都機能がほぼマヒしました。

いつも電力を安定供給して下さっている方がいます。私は感謝の氣持ちを忘れていました。今まではそれが当たり前で、電力の安定供給に尽力する、多くの方がいらっしゃることを再認識しました。

お世話になっていながら、「ないのも同然」だったのです。普段、感謝の氣持ちを持つこともなく、事故があった時だけ、責めるのではいけませんね(^^)。

あらためて、感謝の氣持ちでいっぱいになりました。

さて、先ほどの問いはいかがでしたでしょうか。

世界では多くの、そして大きな問題が起こっています。

それに氣づかなければ、何も起こっていないのと同じです。問題に対して行動を起こすこともないでしょう。氣づくからこそ、自分に出来ることから行動を起こせます。

自分自身の課題に氣づくこともとても重要です。

自分のあら探しをするのでなく、自分を見つめることです。何も氣づかなければ、あらためることはないでしょう。氣づくからこそ、常に成長できます。

氣づきというインプットがあるからこそ、行動というアウトプットがあります。氣づきがなければ、何の行動を起こすこともありません。

氣づきを得ることで、私たちの人生は豊かになります。

(次回に続く)

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