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2005/11/24

正しいイメージを持つ

私たちが持つ「イメージ」について考えてみましょう。

自分から積極的に構築するイメージもあれば、自分でも知らないうちにインプットされているイメージもあります。

ここで重要なのは、人は持っているイメージ通りに動くことです。「心が身体を動かす」のですから当たり前のことです。ちなみに「心が身体を動かす」ことを「氣の原理」と呼びます。

先日、スタッフの一人と話をしていて、ある「氣づき」を得ました。

そのスタッフは、昨年から部下を持つようになりました。つまり、「先輩」ではなく「上司」になった訳です。上司として一生懸命仕事していますが、評判が良くありません。特に他のスタッフから厳しい目が向けられていました。

その評判を耳にして、上司となったスタッフの話を聞きました。そこで分かったのが、「上司」について持っているイメージが、そのスタッフと私で大きく違っていることでした。

どの様な違いだと思われますか?

そのスタッフは、上司の仕事を「部下の仕事を管理する」と考え、部下を管理をすることに力を注いでいたのです。確かに上司の仕事の一つは部下の仕事を管理することです。しかし、管理だけが仕事ではありません。

部下が働きやすい環境を整え、部下に正しい評価を与え、部下がうまく進められない部分は一緒に行うことで教え、部下が判断できないことを判断する役目を持っています。他にも役目はいっぱいありますね。

管理にとらわれると、管理すること自体が仕事になってしまい、本来果たすべき役目を果たすことが出来ません。その結果、そのスタッフは「仕事せずに指示ばかりしている」と、周囲のスタッフから厳しい目を向けられた訳です。

スタッフの持つ「部下の仕事を管理すること」というイメージは、長年かけてインプットされた誤ったイメージです。実際に、多くの方が同じイメージを持って上司になるようです。

今回のケースでは、そのスタッフが上司になるにあたって、正しいイメージを持つように私がしなかったことが原因です。そのスタッフは、今は上司に対するイメージをすっかり変えて、本来の上司の役目を果たしています。

他にも「親」「子ども」「夫」「妻」「先生」「経営者」「リーダー」など、それぞれに対して、一人一人異なるイメージを持っています。「男性」や「女性」についてもそうですね。

問題は、そのイメージは今までインプットされた情報の産物で、積極的に自分で構築したイメージではないことです。

私たちは何かを始める前に、自分の持つイメージを確認して、それが本当に正しいイメージか検証することが不可欠です。また、「周囲の方が持つイメージ」と「自分が持つイメージ」に、どの様な違いがあるのかを知ることも大切です。

思った以上に違いがあり、大きな氣づきが生まれるはずです。イメージを共有することで、人間関係はスムーズになります。

ご一緒に取り組んで参りましょう。

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