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2005/10/20

氣の学習方法

一つのことを身に付けるには、まず見本となる方の形を真似ます。

真似るためには、「よく見る」ことが不可欠です。

説明を聞いたり、それをノートに取ったりすることも必要ですが、最も大切なのは「よく見る」ことです。

よく見る習慣を持っている方は、上達も早いものです。

最近は、よく見ずに自分なりに始めてしまう方が少なくありません。それでは上達はほとんど見込めません。

さて、ここからが大切なポイントです。

形を真似することから始めるのですが、形が分かってきたら、いつまでも形だけを見ていてはいけません。

「心が身体を動かす」のですから、全ての形・姿勢・動作は、心の状態の表れと言えます。したがって、形だけではなく心の状態まで真似をして初めて、同じ事を身に付けることが出来ます。

例えば、「氣の呼吸法」を身に付けるとしましょう。

始めは基本となる自然な姿勢や、自然な吐き方を教わります。指導者の呼吸の仕方を見て真似をします。

ある程度、姿勢や吐き方を理解してきたら、今度は指導者がどの様な心の状態で呼吸法を行っているのか、何を考えているのかまで見ることが大切です。

実を言いますと、私は始め呼吸法が苦しくて出来ませんでした。いくら先生と同じようにしてみても、すぐに苦しくなってしまいます。

ところがある時、藤平光一先生から直に指導を頂く機会があり、その時ふと、藤平先生は何を考えながら呼吸法をされているか、興味を持ちました。

どうやら「長く吐こう」や「うまく吐こう」、「格好良く見せよう」などと、考えていらっしゃらないことに氣づきました。

「余計な事は考えずに、氣持ち良く、幸せな氣持ちで行うこと」それを心がけるようになって、呼吸法がとても楽になりました。

今も発展途上の身ですので、出来たと言うには早いのですが、形だけを真似してはどうしても出来なかったことが、心の状態を真似をすることによって出来た貴重な体験でした。

心身統一合氣道を学ばれる方も、氣圧法を学ばれる方も、形や説明だけではなく、心の状態まで見ることで上達します。

ご一緒に取り組んで参りましょう。

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