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2005年9月の10件の記事

2005/09/20

氣の交流・内から外へ

初めて氣を学ぶ方から、「氣が出ているとはどういう状態ですか」というご質問を必ず頂きます。

藤平 光一先生は「天地自然の氣と交流している状態」と言われます。

私たちは天地自然と交流することで生かされています。

例えば呼吸はどうでしょうか。

体外から空気を体内に取り込んで、肺から全身に酸素が運ばれて、今度は二酸化炭素が肺に運ばれて体外に出されます。

これも天地自然との交流です。ひとたび、その交流が断絶すると、大変なことになってしまいます。

私たちは、自分一人の存在だけでは生きていくことは出来ません。「生きている」とも言えますが、実は「生かされている」訳です。そう考えれば、呼吸の他にも食物の摂取・コミュニケーション・経済など、全てが天地自然との交流と言えます。

氣の交流もまた同じことです。

自己中心的な心の状態に陥ったり、自分のことしか考えない状態は、氣は自分の内にだけ向けられ、外にほとんど向けられていません。この状態を「氣が出ていない」、または「氣を引いている」と言います。自分から積極的に氣を向けるときに「氣は出ている」のです。

日常生活で一例をあげましょう。

私たちがマイナスな言葉を発して、マイナスな表情をするときは、周囲の人の氣を無意識に自分に向けようとしています。

例えば、「疲れた~」と繰り返し口にする方がいらっしゃいます。「疲れた~」と口にすること自体が目的なのかもしれませんが、周囲の人から「大丈夫?」と氣を向けて欲しいのが本音です。つまり、周囲の人の氣を自分へ一方的に引いているのです。

一方的に氣を引いているだけでは氣の交流は生まれません。氣が交流するには、お互いに氣が出ていることが不可欠です。自分から積極的に周囲の人に氣を向けることが重要です。

氣が自分の内にしか向かず、自分の外に向かない状態は、天地自然との氣の交流を妨げ心も身体も不健康にします。氣が自分の外に向くときは、新たな氣が自分に入ってきます。

氣は出せば入ってきます。天地自然の法則です。

自分の体調が優れない時に、自分のことだけを考えていると、ますます具合が悪くなってきます。誰かの為に一生懸命であると良くなってしまうことがあります。これもまた、氣は出せば入ってくる一例です。

氣の学びとは、意識が自分の内にしか向かない状態から、意識を自分の外に向けられるように訓練することです。いつでも「氣が出ている状態」になることです。

ご一緒に取り組んで参りましょう。

この記事は「氣の研究会メールマガジン」でもご覧頂けます。

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2005/09/19

ワンネスリズム体操特別講習会 指導

9/17(土)~9/19(月)の2泊3日の日程で、氣の研究会 栃木総本部(氣の郷)にて「ワンネスリズム体操特別講習会」が開催されました。この講習会では私、藤平 信一・沢井 柚希・岩出 敬三がお伝えしました。私は初日と二日目に指導させて頂きました。

初日の講習では、まず学ぶ目的とこの講習会で達成する目標を確認しました。

氣の原理(心が身体を動かす)に基づいて、心の状態が身体の状態にどれだけ大きな影響を与えているかを参加者の皆さまに体験頂きました。心を積極的に用いた「心身一如」の状態、心をはっきりと用いない「心身分離」の状態を氣のテストで確認しました。

いつでも心身一如を保つために不可欠な自然な立ち姿をお伝えしました。正しい姿勢によって他の方に与える印象がどれだか変わるか体験頂きました。さらに「臍下の一点に心をしずめる」ことを通して、セルフコントロールについてお伝えしました。

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二日目の講習では、イスに坐った状態での自然な姿勢をお伝えしました。ありとあらゆる間違いやすい例を紹介して実際に体験頂きました。その後、ワンネスリズム体操の首の動き3種をお伝えしました。首(頭)の自然な位置を確認しました。

この講習会には全国各地から多くの皆さまに参加頂きました。心より御礼を申し上げます!

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参加された方の「氣づきのレポート」をご紹介します。

次回のワンネスリズム体操特別講習会は、2006年2月4日(土)~5日(日)に東京地区にて開催いたします。また、氣の研究会 栃木総本部(氣の郷)と東京地区本部では、月に1回、ワンネスリズム体操を研鑽する"Team Oneness"を開催しています。

ワンネスリズム体操を学ぶことによって、自然な姿勢、自然な動作、自然な心の使い方が身に付き、仕事や日常生活の質が変化します。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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2005/09/16

Q&A (2005/9/16)

今週の頂いたご質問です。

【Question】

こんにちは!

私は心身統一合氣道の稽古をしています。メールでは質問しにくいのですが、正しいリラックスについてお尋ねしたいと思います。

力を抜くことを心がけて稽古しているのですが、指導頂いている先生からは「力んでいる」と注意を受けます。なるほど力が入っているのですが、なかなか自分では力が入っていることに氣づくことが出来ません。

どうすれば力が入っていることを自覚して、リラックス出来るようになるのでしょうか。また、いつでもリラックス出来るようになるためには、どんな事を心がければ良いでしょうか。

【Answer】

こんにちは。

力が入っているときは、力が入っていることに氣づきません。正しくリラックスしているときのみ、力が入っていることを認識できます。しかしそれでは、リラックスは体得出来ないことになってしまいますね。

正しいリラックスにおいて大切なことが二つあります。

一つ目は「心が身体を動かす」ことです。

身体の面だけリラックスを心がけてもリラックスを出来ません。心が身体を動かすのですから、心が緊張すれば身体も緊張します。心がリラックスすれば身体もリラックスします。心の状態が身体の状態を決めています。

心身統一合氣道の技で無理に相手を投げようとすれば、無意識のうちに心に緊張が生まれます。その緊張が身体に力みを生じさせます。相手を無理に投げるのではなく、一緒に動くのであれば、心は緊張することなくリラックスして技を行うことが出来ます。

リラックスを身体の面でけではなく、心の面から取り組むことが不可欠です

二つ目は相手がいる状態ではなく、まず相手がいない状態でリラックスを稽古することです。

心身統一合氣道の技を行うには相手がいます。相手がいると、多くの方は「相手をどう投げるか」にとらわれがちです。そこでまず、相手のいない状態、つまり一人で行う動作でリラックスを稽古することをお勧めします。

心身統一道で静中のリラックスを稽古し、心身統一合氣道の独り技やワンネスリズム体操で動中のリラックスを稽古します。

さらに、稽古は道場の中だけでするものではありません。日常生活の一挙手一投足でリラックスを心がけることが重要です。日常生活で力が入っているのに、道場の中でリラックスしようと思ってもそうはいきませんね。

相手がいない状態で正しくリラックス出来たら、相手がいても同じようにリラックスして技を行えるように稽古します。今までも心身統一道や心身統一合氣道の独り技を心がけて稽古をされていたとは思いますが徹底なさって下さい。

お答えになりましたでしょうか。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/09/11

栃木・氣の講座 指導 (2005年9月)

本日、氣の郷にて「栃木・氣の講座」の指導をさせて頂きました。この栃木・氣の講座には、氣の健康学院の皆さんも出席されます。

9月の氣の講座のテーマは「氣と介助」でした。

基本となるのは「心が身体を動かす」です。介助の動作そのものは身体の動きですが、その身体の動きは介助する方の心の状態によって決まります。介助をする上で大切な心と身体の正しい使い方を、介助する方・介助を受ける方に分かれて実際に体験頂きました。

基本となる心身統一した自然な姿勢を確認してから、氣を介助にどの様に活用するかを体験頂きました。心身不統一の姿勢で介助すると身体に大きな負担が掛かるのに対して、心身統一した姿勢で介助すると先ほどの負担がウソみたいに楽になるのを体験頂きました。

参加頂いた皆さまから、あまりの違いに驚きの声があがっていました。

また、イスから立ち上がる方を介助する動作、横になっている方を介助する動作、リハビリに取り組む方を介助する動作などを、良い例と悪い例を体験頂きました。介助をする方の心の使い方が、介助を受ける方にどれだけ大きな影響を与えるかを体験頂きました。

さらに、介助を受ける方への心のケアについてお伝えしました。介助を受ける方に十分な心をケアをするには、介助をする方の心と身体が安定していることが不可欠です。心身統一の姿勢と氣の呼吸法によって、ストレスを受けにくい心と身体をつくることが大切です。

最後に、脳血管障害の予防チェックになる頭部の自己氣圧をお伝えしました。参加者お一人お一人に私の頭部に触れて頂きました。

氣の講座では参加者のお一人からこのような声を頂きました。

  • 数年前に私の妻が脳血管障害で倒れて右半身の自由がきかなくなりました。そのとき、藤平光一先生から教えて頂いた「心が身体を動かす」ことを思い出し、妻がリハビリの動作をする際に、本日指導頂いたように一回ごとにしっかり心を使うことを徹底しました。その後、医師もビックリするほどの早い回復をして、今では通常の生活に戻っています。リハビリというと、ただ身体を動かすことだと思いがちですが、心をしっかり使ってリハビリする重要性を実感しました。

また、氣の講座の終了後に参加者の皆さまからこのようなメールを頂きました。

  • ちょっとした姿勢の違いや心の使い方によって、介助する動きが別物になることが分かり感動しました!また、介助を受けるときも氣持ちよく受けられることが分かりました。両親の介助にさっそく役立てたいと思います。
  • イスから立ち上がる動作で、足の位置や腰の位置が少し違うだけで立ち上がれなくなるのに本当にビックリしました。日常生活で普通していることが、身体の自由がきかない方にとってどれだけ大変か分かりました。
  • 今までも氣を勉強してきましたが、これほど氣を活用できる分野はないと思います。人を助けるには、まず自分が精神的にも肉体的にも安定していなければいけないことが分かりました。氣を学ぶ目的が増えました。

お暑いなか、栃木・氣の講座にお運び頂いた皆さまには有り難うございました!

次回の栃木・氣の講座は10月16日(日)です。下半期に入ってテーマが新しくなります。皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

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2005/09/08

あるべき姿を共有する

私たちは誰でも、相手に対してその人のあるべき姿を描いています。

夫婦であれば、夫は妻に対して「この様にあって欲しい」という姿を持ち、妻は夫に対して「この様にあって欲しい」という姿を持っています。

会社であれば、経営者は社員に対して「この様にあって欲しい」という姿、社員は経営者に対して「この様にあって欲しい」という姿を持っています。

親と子供、先生と生徒、友人間、チームメイトであっても同じことです。

しかし多くの場合、自分が相手に望む姿をお互いに共有することはなく、それぞれの心の中で「願望」として留められています。特に日本では、言葉で表さなくても理解することを美徳とされています。その美徳は大切ですが、それが人間関係を悪くする一因にもなっています。

一例をあげましょう。

家庭において、夫が自分の考える果たすべき役割を考えるとします。しかし、それが妻が持つ夫の果たすべき役割と一致していないと、夫が努力をすればするほど、妻は評価するどころか不満を持ちます。

夫は妻から自分の努力を正当に評価をされず、感謝もされないので、妻に対して不満を持ちます。つまり、お互い一生懸命していることが理解されなくなってしまいます。こうなると、夫婦の関係が悪くなるのはお分かりだと思います。

唯一の解決法は、夫が持っている夫の果たすべき姿と妻が持っている夫の果たすべき姿を共有することです。夫の役割は、会社でバリバリ働いて一家の家計を支えることなのか、それとも家族と出来るだけ多くの時間を過ごすことなのか、また、どの様にバランスを取るのか、それによって変わりますね。

最近どういう訳か、知人から結婚の相談をよく受けるようになりました。若輩で人生経験は豊富ではないのですが、いつもお伝えするのは、まず、お互いが相手に求める姿を共有することです。その姿がはっきり違うときは、恋愛感情で誤魔化さないことです。

結婚をすれば、自然に解決すると安易に考える方が多いのですが、基本的な部分で相手に求める姿が違っていると難しいんですね。反対に基本的な部分が共有できれば、その他の違いについては、お互いの努力によって乗り越えて行けます。

チームワークにおいても同じことです。

チームリーダーが、自分が思うチームリーダーとしてあるべき姿と、チームメイトが思うチームリーダーとしてあるべき姿があります。チームリーダー自身が思う姿が、行動力で行動を示すことだとして、チームメイトが思うチームリーダーの姿がコミュニケーションだとすると、チームリーダーが努力すればするほど、評価は得られなくなります。

それが共有できているかどうかが、チームワーク成功のカギです。

心が身体を動かします。言い換えれば心の状態が行動を決めます。したがって、結果として起こった行動を変えることは難しいのです。まず、お互いの心に持つ価値観を共有することが重要です。

ご自分の持っている姿を周囲の方と共有していますか。

ご一緒に取り組んで参りましょう。

この記事は「氣の研究会メールマガジン」でもご覧頂けます。

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2005/09/06

Q&A (2005/9/6)

今週の"Question & Answer"です。

【Question】

先生、こんにちは!私は心身統一合氣道の教室に通っている学生です。

最近、僕は地元のスーパーで、惣菜系の食べ物を作ったり、見切りといって値段を付けたりするバイトをしています。そこで時々、『ん?』と思う事があります。

僕が先ず出勤してやる事は、職場で作られた商品(唐揚げやコロッケや弁当、寿司など)をパック詰めにして、定められた値段シールを貼り、店内に並べるという仕事をするのです。まだ始めて日も浅いせいもありますが、値段や商品名が分からない商品がたくさんあります。

そのため、一緒に仕事をしている社員の方や、パートのおばさんなどに『これは何という商品ですか?』とよく質問する事が多々あります。

僕は分からないから聞いているのに、社員の方々は、僕がもう知っていると思って、それを忘れて、何回も聞いていると思っておられるらしく、非常にいや~な顔をして『それは〇〇だよ!』とか、ヒドいと『自分で調べろ』などと言ってくるのです。

それで仕方ないので調べていると『何やってんの!早くしないとお客さんいなくなっちゃうよ!』と怒られます。

何とか怒られないように、早く仕事を覚えたいのですが、このように何か質問をすると怒られるという有様なので、八方塞がりになってしまっています(T_T)

先生、どうしたらいいでしょうか??

【Answer】

こんにちは!

何をしても怒られてしまう・・・仕事に慣れるまで本当に良くあることですね(笑)。ポイントは質問したことに対して、相手の方がなぜ嫌な顔をするのかを知ることです。

質問をした結果、相手に嫌な顔をされる原因として、質問するタイミングが悪い・質問の内容や仕方が適当でない・質問の内容を相手が知らないなどが考えられます。

質問のタイミングが悪い例としては、相手の氣がせいていて質問に答えるゆとりがないときに質問をしてしまうことです。質問をする前に一呼吸おいて、相手が質問に答えられる状況にあるかどうか、相手の氣(心)の状態を知ることが大切です。

質問の内容や仕方が適当でない例としては、ちょっと考えれば自分で分かることを質問したり、マイナスな心で質問をしたり、乱暴な言葉遣いで質問をしてしまうことです。相手も人間ですから、それだけで質問に答える氣をなくしてしまいます。

質問の内容を相手が知らなければ答えようがありません。自分の質問に対して、どなたであれば答えられるかをきちんと考えて質問をすることが大切です。

私は現場を見たわけでないので、何が原因とは特定はできませんが、お伝えしたことを元にしてご自分でチェックしてみて下さい。八方塞がりと感じるときは、「自分が何をすべきか」だけを考えて、相手の氣(心)の状態を見えていないときです

相手の氣(心)の状態を見れば、質問の仕方やタイミングは次第に分かってきます。相手の氣(心)の状態を良く見て、自分に何を求めているのか感じ取ってみて下さい。時間はかかっても、それが最短の解決法です。

また、どうなったか教えて下さいね。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/09/05

「氣の呼吸法」英語版 配信スタート!

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今年の3月に幻冬舎から出版された藤平 光一先生の著書「氣の呼吸法」ですが、お陰さまでベストセラーになりました。このブログやメールマガジンをお読み頂いている多くの皆さまにお求め頂きました。心より御礼を申し上げます。

その後、海外支部の会員の皆さまから、「氣の呼吸法」英語版の出版に熱烈なご要望を頂きました。すぐに海外の出版社と話を進めたところ、出版までに一年近くかかることが分かりました。

そこで、このブログの英語版「Shinichi Tohei's Ki Weblog」で、毎週月曜日に無料で配信することにしました。氣の研究会の本部スタッフが「氣の呼吸法」の内容を英訳して、海外のネイティブの指導者にチェック頂いています。

英語版の配信が全て終わり次第、あらためて書籍として出版する予定です。

英語がお分かりになる方も、そうでない方も是非一度ご覧下さい!また、お知り合いの方にご紹介頂けましたら幸せです。

"Ki Breatihing" by Koichi Tohei Sensei

ちなみに、私はこの内容で現在、英語の音読学習をしています。

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2005/09/03

英語版ホームページ 完全リニューアル!

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私が会長代理を務める財団法人 氣の研究会、および心身統一合氣道のホームページの英語版が完全リニューアルしました。(私の経歴の詳細はプロフィールをご覧下さい)

藤平 光一先生の教えは、国内で学ばれる方も多いのですが、海外の方が学ばれている方がさらに多いのが特徴です。これから海外支部の活動を積極的にご紹介しながら、ホームページの内容をどんどん充実させますので、是非ご覧下さい。

氣の研究会ホームページ(英語版)

なお、日本語版のホームページも先月移転しました。ブックマークに登録頂いている方は、お手数ですが変更をお願いいたします。

氣の研究会ホームページ(日本語版)

現在のホームページは、私が公私共に大変お世話になっている日本経営教育研究所の石原 明先生に無償のバックアップを頂いて完成しました。また、デザイン・制作はSandae Boothにお願いして、素晴らしいお仕事をして頂きました。

今後もこのブログと同様にホームページもよろしくお願いいたします。

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2005/09/02

慶應合氣道部合宿 指導 (2005年8月)

8/31(水)~9/2(金)に新潟県・越後中里にて、慶應義塾體育會合氣道部の夏合宿の指導をしました。残暑のため陽差しは厳しかったものの、風が涼しく氣持ちの良い氣候でした。

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今回の合宿指導のテーマは「静中の心身統一と動中の心身統一」、そして「剣技」でした。

静中(動いていない状態)の心身統一は、比較的に楽に身に付けることが出来ます。初めて学ぶ方でも、心身統一の姿勢をお伝えすると、どなたでもすぐに出来るようになります。一方で、動中(動いている状態)の心身統一は、驚くほどに失いやすいものです。手を上げる動作や一歩踏み出す動作だけで、多くの方は心身統一の姿勢を崩します。

心身統一合氣道を学ぶ目的の一つは、動中の心身統一を体得することです。稽古では、基本となる心身統一の姿勢を確認して、さらに相手が攻撃してきた際に瞬時に動けるように心身統一の姿勢を保持する稽古をしました。さらに、間合いの取り方や横面打ち四方投げで動中の統一を確認しました。

剣技もまた、動中の心身統一を学ぶ上で重要です。多くの方は剣を持つことによって剣にとらわれてしまい、心身統一の姿勢を崩します。下級生は剣技第一、上級生は剣技第二を稽古しました。特に剣技第二では、実際に二人の人間が向い合って剣をあわせ、瞬間の氣の動きや呼吸を錬りました。

稽古の最後には昇級審査を行いました。慶應合氣道部の昇級審査では、実際に私が受験者の手を持ち、受験者は私に対して技を行います。相手が先生だからと言って少しでも氣を引いてしまうと技は出来ません。始めはほとんどの部員が不合格になりますが、次第に氣を引かないようになり合格するんです。

ちなみに、師範稽古の最後に撮影した集合写真です。最前列の中央に写っているのが私です。

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合宿そのものは8泊9日の日程で、今日もまだ稽古をしています。私は一足先に東京に戻ったので、取り急ぎ、指導レポートを書きました。

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2005/09/01

自分の姿を知る

私たちは、自分の目で自分の姿を直接見ることは出来ません。

したがって、よほど氣を付けていないと、人の足りない点ばかりが目に入り、自分の足りない点には氣が付きにくいものです。自分の姿を知るには、自分以外の人から自分の姿を教わるか、鏡の中に自分の姿を映し出すしかありません。

自分の姿を知るために最も重要なことは、謙虚であること」と、私は子供の頃から、藤平 光一先生から指導を頂いてきました。

謙虚というと、人に対して従順なことと理解している方がいますが、それは本当の意味での謙虚ではありません。世の中には「謙虚ではいけない」と書かれた本も多くありますが、ほとんどの場合、謙虚であることの定義が違います。本当の謙虚とは、「人に対して謙虚そうに見せる」ことではなく、「天地自然を謙虚に受け止める」ということです。

例えば、何か大きな失敗をしたとしましょう。

中には「自分は何て運が悪いんだ!」とか「何で私ばかり・・・」と、失敗した事実を受け入れず、自分の外に失敗の原因を求めます。これでは失敗した原因を無視しているので、また同じ様な状況で、同じ間違いを繰り返してしまいます。

謙虚な人であれば、「自分の考えや行動に間違いがある」と考え、失敗した事実を受け入れて、自分の中に失敗の原因を探します。その結果、同じ失敗を繰り返すことなく成長をさせてもらえます。謙虚であることは、私たちの成長にとって欠かせない要素です。

また、謙虚であることはコミュニケーションにおいても重要です。

謙虚である人には、周囲の人間から苦言を呈してもらえます。自分では氣がつかない自分の姿を教えてくれている訳です。自分の為に苦言を呈する人が周囲にいないことは深刻なことで、フィードバックがないために自分の非や不足に氣が付きません。

自分に苦言を呈する人がいることは、言ってみれば「財産」です。自分のために苦言を呈する人が周囲に何人いるか考えてみると、それが、日頃の謙虚さを表す良い基準となります。ご自分で振り返ってみて、いかがでしょうか。

自分の姿を知るための具体的な方法は「氣の呼吸法」です。

呼吸が静まっていく過程で、心の状態も自然に静まっていきます。心の波が静まると、目の前のことをありのままに映し出します。先入観や思い込み、自分なりの理屈が一つずつ取れていきます。

誰かに腹を立てていても、氣の呼吸法を続けて行っているうちに、次第に自分の非に氣づき、氣持ちが落ち着くのは最たる例です。氣の呼吸法を行うことで、自分の姿に氣がつかせてもらえます。言ってみれば、鏡の中に自分の姿を映し出すのに似ています。

氣の学びの本質は、自分の姿を正しく知ることです。自分の姿を正しく知ることで、良いところは自信を持つことができ、悪いところは直すことができるのです。

ご一緒に自分の姿を知る努力をして参りましょう。

この記事は「氣の研究会メールマガジン」でもご覧頂けます。

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