読書に氣を活かす
今週の"Questions & Answers"です。
【Question】
こんにちは。いつもブログを楽しみにしています。
私はビジネス書を中心に年間で300冊以上の本を読んでいます。速読も勉強しているので、それなりの速度で読めますし、自分なりの読書術もあります。しかし、もっと磨いていきたいと思っています。
氣を読書に活用する方法は何かありませんか。
【Answer】
ブログをお読み頂きありがとうございます。
私も年間で相当数の本を読んでいます。本を読むにあたって、世の中には速読も含めて、優れた方法や工夫が多くありますね。それを学ぶことは大切なことですが、その土台となることをお伝えしたいと思います。
1. 本にしっかり氣を向けること
本を読んでいると、氣(心)を十分に本に向けずに、ただ目で文字を追っていることがあります。そういう時は、数ページ前の内容が頭に残っていないので、前のページまでさかのぼって読み直しますね。これは心を目標に十分に向けずに、身体だけを使っている「心身分離」の状態です。心身分離の状態では、本の内容を理解することは出来ません。
そこで私は、本を読み始める前に、しっかり氣(心)を向けるようにしています。心をしっかり目標に向けて身体を用いることを「心身一如」といいます。私はいつでも、本を読む前に本にしっかり氣(心)を向けて、心身一如の状態で本を読むように心がけています。たったこれだけのことなのですが、理解力は飛躍的に向上します。
2. 「知っている」「分かっている」を捨てる
本を読む際に、自分の心の中に「知っている」とか「分かっている」という氣持ちを持っていると、著者の言いたいことが自分の中に全く入ってきません。器の中に水を注ぐ際に、器の中がすでにいっぱいでは新たな水を注ぐことが出来ません。まず、器の中の水を一旦すべてあけることで、そこに新たな水を注ぐことが出来ます。
また、「この本で書かれていることは○○と一緒だ」と過去の知識だけで理解したり、「この部分は納得出来るが、この部分は納得できない」と取捨選択して理解したりすると、自分のフィルターを通し理解しているので著者の言いたいことを理解出来ません。私はいつでも、心の状態をニュートラルにして読むようにしています。
3. 本質を知る
日本語には「行間を読む」という言葉があります。言葉の意味を理解するのではなく、その言葉の指し示すことを理解することが大切です。つまり、言葉を理解するのではなく、その言葉を発した著者の氣(心)を理解することです。そうすると、たとえ表現は違っても、同じことを指していることに氣づきます。それが本質です。
「本質を知る」重要性を説いた有名な話があります。ある人が月を指さして「あの月を見て下さい」と言いました。それを聞いた別の人は、月を指した指先を見て「月はどこですか」と尋ねました。つまり、大切なのは指をさした先であって指先ではありません。本を読む上でも、私たちは、その「指先」にとらわれやすいんですね。
最後に、私は本をリラックスして読むようにしています。リラックスしているときに「氣づき」は生まれるからです。このことは近日中にこのブログで詳しくお伝えしますね。
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