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2005/07/14

家庭内での氣の交流

先日、30代の夫婦のご主人から、夫婦仲について相談を受けました。相談の内容は「夫婦仲が険悪」ということでした。

ご主人は始め、奥さんの態度で我慢できないことを話されていましたが、仕事ばかりで家庭を顧みなかった自分の非も認めていました。

関係を修復したくても会話がなく、関係修復の糸口もつかめない様子で、残されている道は、あとは離婚だけだと落ち込んでいました。

「夫婦喧嘩は犬もくわない」と言いますから、夫婦仲に口を出すのではなく、まずご主人に私が指導する氣のクラスに出席頂きました。

そのクラスのテーマは、心身一如と心身分離について理解をした上で、何事をするにも相手に氣を向けて行動することを学ぶことでした。

挨拶や会話において、心身一如と心身分離の状態を体験頂いたところ、ご主人が「ああ!そうだったんだ!」と声をあげました。

講習後にお話を伺うと、ご主人は奥さんの話を聞く努力はしていても、心の中では「面倒くさいな」と思い、氣を向けていなかったそうです。そういう時は決まって奥さんは不機嫌になり、喧嘩になったそうです。

また、家を出るときに「行ってくる」という際も、奥さんの方を見ずに、奥さんに氣を向けずに言葉を発していたそうです。そのうちに、奥さんも玄関先まで見送ることがなくなったそうです。

ご主人は、自分が氣を向けずに形だけをしていたことに氣がついて、思わず声をあげてしまったのです。

最後に「相手に求める前にまず自分が変わる」ことをお伝えしました。せっかく氣づいたことも、相手に求めることが先になってしまうと逆効果だからです。

「分かりました」とご主人が言われてから1ヶ月・・・。ご主人から私に1通のメールを頂きました。

奥さんに氣をしっかり向けて話を聞き、氣をしっかり向けて挨拶し、作ってくれた料理にもしっかり氣を向けて味わうことによって、奥さんとの会話が戻ってきたとのことでした。どうやら離婚をせずに済んだようです。

「氣を向ける」ということは、あまりにもシンプルなことなので、多くの方は知るだけで、行動を起こそうとしません。氣を向けて行動するだけでコミュニケーションは劇的に変化します。互いに氣を向けるからこそ、そこに氣(心)の交流が生まれます。

そのことに、あらためて「氣づき」を頂いた出来事でした。

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