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2005/03/24

氣を向けて話を聞く

コミュニケーションの基本は話をしっかり聞くことです。ところが、「自分は人の話をしっかり聞いている」という方ほど、実際には話を聞いていないことが多いのです。

私たちは、どんなときに話を聞けないのでしょうか。

「自分の言っていることだけが正しい」と思い込んでいる時は、相手の話を遮って自分の主張を押し通しますね。

また、「自分がすでに知っている話だ」と思い込んでいる時も、相手の話を最後まで聞かないものです。

考え事をしていたり、他のことに心を奪われていたりすると、相手の話をいい加減に聞いていますね。

焦っていたり、相手が恐い人で緊張して萎縮していたりすると、相手の言っていることを理解できませんね。

身体が疲労しきっている時も、心にゆとりがなくなって、相手の話を聞く氣持ちが起きないことがあります。

相手に対して感情的になっている時もそうですね。相手の話が要領を得ずにイライラしても同じことです。

「話を聞けない」ことは、全て心の状態の表れです。

「話を聞かない」悪習は、特に身内に対して顕著に表れます。私も会員の皆さまのお話はしっかり伺う努力をしていますが、家庭内で妻との会話になると、うっかりしてしまうのです。しかし、氣を学んでいるお陰で、その都度あらためています。

人間の脳機能は使用しない部位から退化するそうです。話をしっかり聞く習慣がないと、その機能は弱くなってきます。自分でも氣がつかないうちに、話を聞けなくなってしまいます。こわい話です。

「話を聞く」ことにも質があります。

相手の心を受け入れる氣持ちを持って相手の話を聞けば、氣(氣持ち)をしっかり相手に向け話を聞くことが出来ます。先入観を持たずに、何かに心がとらわれなくなってきます。

日常生活で氣を活用する方法は沢山ありますが、「話をしっかり聞く」ことが最も身近で大切と考えています。身近ということは、誤魔化しがきかないということですね。

あらためて、ご一緒に取り組んで参りませんか。

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