介護の現場に氣を活かす
高齢化社会を迎え、介護に携わる方が増えています。
昨日、氣の郷では「介護の現場に氣を活かす」というワークショップが開催されました。私は東京で別のワークショップの指導をしていましたが、同じく「介護の現場に氣を活かす」がテーマでした。


介護の現場での大きな問題の一つは、身体的な負担です。介護をされる方の多くが肩こり・腰痛に悩まされています。身体的不調が原因でお辞めになる方も少なくありません。
そこで「氣」の出番です。氣の勉強のスタートは、まずは自然体から始まります。心と身体が一つになった姿勢を学ぶのです。この姿勢を身に付けることで、リラックスをした状態でも、とても安定した姿勢を身に付けることが出来ます。無理な姿勢・動作を改善することで身体が楽になります。
同時に、氣の原理(心が身体を動かす)を学びます。例えば要介護者の動作のお手伝いをするとき、相手の心を尊重した力を、相手はほとんど感じません。自分の意思で動いているような感覚をおぼえるからです。相手の心を無視した力を、相手はとても不快に感じます。無理に動かされているような感覚を覚えるからです。
リハビリにおいても「心が身体を動かす」ことが基本です。
身体を動かせばリハビリになると思っている方がいますが、それは大きな間違いです。身体を使うときは、まず心を先に使う必要があるからです。要介護者の腕や足をただ動かす人がいらっしゃいますが、まずはご本人に「動かそう」と心をはっきり使って頂いて、その上で、身体を動かすお手伝いをすることが大切です。心を無視しては、リハビリにはなりませんね。結果として決定的な違いが生まれてきます。
ワークショップでは、そういったことを理論だけではなく、実際にお一人お一人に体験して頂いています。自然な力を体験すると、何とも言えない不思議な感覚で、参加された皆さんはすごく驚かれます。
次回は氣の郷で3月に開催予定です。「氣」は介護社会を迎える上で大切なキーワードです。介護に携わる方はもちろん、介護を受ける方に対して、少しでもお役に立ちたいと願っています。
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