カテゴリー「04-Q&A」の18件の記事

2006/02/07

Q&A (2006/2/7)

今回のご質問です。

【Question】

こんにちは。メールマガジンを楽しみに読んでいます。私は小・中学生向けの学習塾を経営しています。非常勤社員を含めると、社員は30名ほどいます。

私共では、清掃作業から一日が始まります。全社員で玄関や教室は勿論のこと、塾の周囲の道路に至るまで清めます。経営者である私も一緒に清掃作業をします。

しかし、一部の講師は「自分の仕事は生徒の成績を上げることであって、掃除は自分の仕事ではない」という考えを持っていて、清掃作業に身が入りません。

また、マネージャーも「事務員はともかく、講師は清掃作業をせずに指導に専念することで能率が上がるのではないか」という考えを持っているようです。

私の経験上、清掃作業を嫌がる社員は、指導にしても対応にしても評判が悪く、生徒やご両親からも信頼をされません。気づく力にも欠けているように感じます。

最近の風潮なのか複雑な思いです。清掃作業についてどの様にお考えですか。

【Answer】

古くから、自分の過ごす場所を清めることは「自分の心を清める」ことだと言われます。教育や人材育成において、私は清掃作業を極めて大切に考えています。

問題は、清掃作業をする社員がその目的を正しく理解しているかどうかです。「経費削減のために社員に清掃をさせている」と思っている社員が必ずいるはずです。

経営者が清掃作業ばかりしていたら問題があります。また、専門的な仕事をすべき社員が清掃作業ばかりしていたら、成果や能率が悪くなるのも一理あります。

それでも、全社員で清掃作業をされるには、はっきりとした目的をお持ちのことと思います。

私は、清掃作業の目的の一つを「氣づく力の向上」としています。氣(氣持ち)をしっかり向けて清掃すると、日頃氣がつかないことに氣づくようになります。

清掃作業以外にも、自他問わず履き物を揃える、必要のない電氣は消す、戸締まり・火の元を確認するなども、全て「氣づく力の向上」につながります。

生徒さんが座るイスが不安定だったり、生徒さんの通り道に邪魔な物が置いてあったり、掲示書類が古かったり、様々な氣づきが生まれるはずです。

そういった細かなことに氣づくように訓練することで、生徒さんのコンディションの微妙な変化にも氣づくことが出来るようになるのではないでしょうか。

清掃作業は責任を持つ場所を決めて、作業を通して氣づいたことを記録に残すと良いと思います。よく氣づく社員は表彰されると励みになると思います。

清掃作業の目的は一つではありません。大切なことは、清掃作業の目的を明確にして、社員一人一人がしっかり心を使って出来るようになさることです。

お答えになりましたでしょうか。

ご質問は氣の研究会メールマガジンで承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログでご紹介していきます。

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2006/01/08

Q&A (2006/1/8)

今年になってお答えする最初の質問です。

【Question】

藤平先生のご著書「氣の呼吸法」を拝読して感銘を受けました。

次に何を読もうかと楽しみにしているのですが、メルマガなどで簡単でも良いので書評をつけて頂けると助かります。どうかご検討下さい。

「氣の呼吸法」も5回ほど読み直しましたので、次に読むべき本を探しています。氣について本格的に学び始めたいので、どれも良い本だとは思いますが、特にお奨めの本はないでしょうか。

よろしくおねがいします。

【Answer】

「氣の呼吸法」をお読み頂きまして有り難うございました。各書籍のご紹介は出来るだけ早くに準備したいと思います。

「氣の呼吸法」は、出来るだけ多くの皆さまに氣の呼吸法について分かりやすくお伝えすることを目的に書かれた本です。「です・ます調」にしたり、できるだけ現代的な言葉を用いるように工夫をされています。

もし、本格的にお学びになるのでしたら、氣の研究会オリジナル書籍を強くお勧めします。藤平 光一先生から直接指導を受けているような感覚のある本です。

これらの書籍は氣の研究会オンラインショップでお求めになれます。

  • 「氣の話」 藤平 光一(著) 氣の研究会出版
  • 「氣と健康」 藤平 光一(著) 氣の研究会出版
  • 「氣の実在」 藤平 光一(著) 氣の研究会出版

このたび、数量限定で上記の本の3点セットをご準備しました。興味をお持ちのようでしたら、是非お求めの上でお読み下さい。

お答えになりましたでしょうか。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/12/15

Q&A (2005/12/15)

今回頂いた質問です。

【Question】

こんにちは!

私はスタッフ5人の小さな会社を経営しています。健康食品をインターネットで販売しています。いつもスタッフとメールマガジンやブログを楽しみにしています!

最近、巷ではスタッフブログが流行っていますね。氣の研究会ではかなり前からスタッフブログがありますが、どの様な目的でスタッフブログを始められたのでしょうか。また、注意すべき事は何でしょうか。

私の会社もスタッフブログを始めたいと思っています。氣に直接関係ない質問で申し訳ありませんが、よろしくおねがいします。

【Answer】

メールマガジンとブログをお読み頂きありがとうございます。また、「氣の郷スタッフBlog」もお読み頂き嬉しく思っています。

財団法人 氣の研究会には栃木総本部・東京地区本部・関西地区本部がありますが、氣の郷(栃木総本部)のスタッフ7名がブログを執筆しています。2005/4/18にスタートしてから、8ヶ月近く続いています。

未熟なブログなので、目的やポイントをお伝えするのは何だか恐縮ですが、スタッフブログを開設してから様々な氣づきがありました。幾つかご紹介しますね。

スタッフと私の理解の違い知る機会となったこと

氣の郷では内弟子が私の講習に出席するので、その氣づきを書くことがあります。ところが私が伝えた内容とビックリするほど違うのです。「そんな事言ってないよ~」と思うことばかりでした(笑)。講習後には理解できたか必ずチェックするのですが、それでも書いてまとめるとことで、理解が不十分な部分がはっきり表れます。

スタッフに直接言葉を頂けるようになったこと

スタッフの対応などに対して、コメントなどでお誉めの言葉やお叱りの言葉を頂けるようになりました。あるスタッフが、スタッフとして考え違いをした記事を書いてしまったところ、会員の方から厳しくご指摘を頂いたことがあります。ご指摘を頂いたことをきっかけにして、そのスタッフの意識は大きく変化しました。

スタッフの「顔」が見えるようになったこと

会員の皆さんのご意見によると、スタッフブログには顔写真こそありませんが、記事を通してスタッフの人柄が分かり、スタッフの「顔」が見えるようになったそうです。また、氣の郷に問い合わせを頂く際に安心感が増したそうです。インターネット上の販売では顔が見えないと思いますので、大いに役立つのではないでしょうか。

日々の生活でアンテナが立ったこと

日々の生活を何となく送っているとルーチン・ワークになり、氣づきが得られなくなります。しかし、日々の仕事や稽古で氣づいたことを定期的に記事を書いて発信することによって、日々の生活でアンテナが立つようになりました。言葉をかえれば、より氣(氣持ち)にしっかり向けて仕事をするようになりました。

書く才能だけではなく話す才能も磨かれること

才能は持って生まれたものではなく、努力によってつくられるものです。毎週、継続して書くことによって書く才能もどんどん磨かれます。驚くべきことに、書くことによって話す能力も向上します。今まではポイントがぼやけて要領を得ない話をしていたスタッフも、今では結論を先に述べて論理的に話をしています。

価値観やイメージを共有しやすくなったこと

スタッフは私のブログを読んでいます。そして、私はスタッフのブログを読んでいます。それによって価値観やイメージを共有しやすくなりました。スタッフの一人から「何を考えているか分からない」と言われたことがありますが(笑)、今では私が何を考え、何を大切にしているか良く分かるようになったそうです。

実は、スタッフブログを始めるときは大きな抵抗に遭いました(笑)。しかし、継続していく中で、書く楽しみを持つスタッフが増えてきました。一方で、今もサボって書かないスタッフもいます(涙)。自主性が育つまで一つ一つのことに過剰に反応せずに、氣楽に始めて、氣長に継続していくことが大切だと思います。

お答えになりましたでしょうか。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/12/01

Q&A (2005/12/1)

今回頂いた質問です。

【Question】

信一先生、こんにちは!

一昨年に会員になり、いまは氣の講座で学んでいます。いつもメールマガジンとブログを楽しみにしています。

興味レベルの質問で申し訳ないのですが、先日、ある雑誌に、ある芸能人が氣の研究会で研修を受けたと載っていました。すぐに、氣の研究会のブログやホームページをチェックしましたが、記事に関する情報は全くありませんでした。雑誌には載っているのに不思議に思いました。

会員としては、こういった情報をもっと伝えて頂きたいのですが、如何なものでしょうか。


【Answer】

いつもブログとメールマガジンをお読み頂き有り難うございます!

実にリアルタイムなご質問です(笑)。

"Question&Answer"の内容には適さないかもしれませんが、多くの方から同様のご質問を頂いたのでお答えします。

私もその記事を確認しましたが、学びに来られたかどうかは個人情報にあたりますので、芸能人の皆さまに限らず、会員の皆さまの個人情報をお伝えすることは出来ません。今回の記事についても、私からお伝え出来ることはありません。

今回の記事に関係なく、実際には多くの著名人が学びに来られています。それを公表すれば宣伝効果はあると思いますが、ほとんどの場合は個人的に学びに来られていますので、個人情報を守ることが義務と考えております。だからこそ、安心してお学び頂いています。

学びに来られた方ご自身がお話になっている場合、また、学びに来られた方から許可を頂いている場合は公表しています。

どうぞご理解を頂きたくお願いいたします。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/11/17

Q&A (2005/11/17)

今週頂いた質問です。

【Question】

最近、仕事が忙しく一分でも惜しい状況です。氣の呼吸法をできるだけ能率よく身に付けたいと思っています。

そこで、質問なのですが、氣の呼吸法は一日にどの程度行えば身に付くものなのでしょうか。また、どの位の期間続けたら良いのでしょうか。

【Answer】

氣の呼吸法を身に付けるためにどの位の時間が必要かは人によって異なります。自分なりの方法で行っていつまでも身に付かない方もいらっしゃれば、正しく行ってすぐに身に付ける方もいらっしゃいます。

身に付けるためには、正しく学び、実践することが不可欠です。

能率をお考えになることは大切ですが、「身に付けること」は「知識を得ること」と違って、自分自身と対話しながら一つずつ積み重ねていくものです。身に付けることは、能率だけで計ることは出来ません。

私の実体験をお話しますね。氣の呼吸法を行うことで血液の循環が良くなり、ぐっすり眠れるようになります。しかし、最も大きな効果は、毎日欠かさずに行うことによって、心身の安定が得られることです。

雨の日も風の日も、体調の良い日も悪い日も、氣を向けて取り組んでいると、日常の様々な出来事にぶれなくなってきます。毎日行っていなかった頃は、ちょっとしたことにも動揺し、時に自分を見失うこともありました。

毎日行うことによってそれが自信になり、また、呼吸の深浅を日々確認することで自分の心と身体の状態を常にチェック出来ます。これは継続して初めて得られた氣づきで、能率を考えては得られなかったと思います。

お忙しいことと思いますが、たとえ何分でも構いませんので、自分で氣の呼吸法を行う時間を決めて、それを毎日欠かさず続けて下さい。

ご一緒に取り組んで参りましょう。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/11/03

Q&A (2005/11/3)

今回は、海外の会員の方からご質問を頂きました。

【Question】

藤平信一先生にはお元氣でお過ごしのことと思います。

今年6月のラスベガス全米講習会では本当に多くの氣づきがありました。全米講習会のテーマの一つは「伝える」ことでしたが、先生からご指導頂いたことを参加者同士で互いに伝え合うことによって、自分の理解が驚くほど深まることを実感しました。「伝える」ことは身に付けることにおいて最高の方法だと確信しました。

私も週に1回指導をしていますので、自分の教室でも同じようにお互いに伝え合う時間を持っています。私が伝えたことを正しく理解しているかチェックしています。生徒の理解は深まっていると思うのですが、時々お互いに伝え合うことで雰囲氣が重くなってしまい、ラスベガスで先生がされたような効果が得られないことがあります。

今一度、学んだことをお互いに伝え合う上でのポイントをご指導下さい。

【Answer】

お久しぶりです。多くの会員の皆さまからご協力を賜りまして、ラスベガス全米講習会を成功に終えることが出来ました。5日間の指導のなかで私自身にも多くの氣づきのあった講習会でした。心から感謝をしております。(講習詳細はコチラ→その1/その2

なぜ、私が参加者の皆さまに講習内容をお互いに伝え合って頂くかと言いますと、伝えることが前提で講習をお受け頂くことによってアンテナが立つからです。参加者の皆さまに心を積極的にお使い頂き、ご自分の理解に曖昧な点を残さなくなります。

ただし、伝えることが参加者のプレッシャーにならないように配慮することが大切です。誰でも始めから上手に伝え合える訳ではありません。「正しく伝えられたか」とか「制限時間内に伝えられたか」などとチェックをすると、かえって逆効果になってしまいます。

基本的に私は参加者の発言に何も申しません。「3分くらいで伝えましょう」とは言いますが、時間にもあまりこだわっていません。ここがポイントです。一方で、指導者クラスでは、「正しく伝えられたか」「制限時間内に伝えられたか」を厳しく見ています。

「伝える」とは「自分の伝えたいことを伝える」ことではなく、「相手が理解出来るように伝える」ことです。それには、自分の伝えたことによって相手が正しく理解したかどうか、相手の氣(心の状態)を見ることが不可欠です。

だからこそ「伝える」ことが最高の氣の学びとなります。

お答えになりましたでしょうか。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/10/13

Q&A (2005/10/15)

今回、頂いたご質問です。

【Question】

いつもメールマガジンで学んでいます。

私の悩みは職場で気配りが出来ないことです。自分では気を配っているつもりなのですが、他の人が簡単に気づけることも気つかず、上司から「もっと気を配れ!」とよく言われます。

先日もお客様の心境の変化に気づかずに契約を強引に進めてしまい、それが元で大きなトラブルになってしまいました。

どうしたら気の配れる人になるでしょうか。

【Answer】

メールマガジンをお読み頂き有り難うございます。

氣がつくためには、大切な要素が二つあります。

第一に、氣づきには「氣が出ている」ことが不可欠です。別の言葉で言えば、心を積極的に使うことが大切です。

相手の変化に氣づかないときは、相手に氣(氣持ち)を向けていません。例えば、視線を相手に向けずに話をしたり話を聞いていると、相手の発する言葉は音として耳に入りますが、相手がどういう氣持ちでその言葉を発しているか分かりません。相手と話をするときは、話をする相手に積極的に氣を向けることが基本です。

ちなみに、相手の顔を見るときに、目を見るのではなく鼻のあたりを見ていると、相手の氣を受けずにお話出来ます。それでいて相手には、まっすぐ顔を見て話をしているように見えています。

第二に、氣づくためには「部分を見るのではなく全体を見る」ことが必要です。氣づけなくなっている時は、何か一つのことに心がとらわれてしまい、それ以外のことが目に入っていません。今見ているものより、まずは少しだけ視野を広げてみましょう。相手に氣を向けるのですが、相手だけではなく、相手の周囲を見る習慣をつけて下さい。

美しい花瓶があったとします。花瓶だけを見ると「美しい」としか感じませんが、少し視野を広げて、花瓶が置かれているテーブルも見ると、実はテーブルの端に花瓶が置かれていて「危ない」と氣づきます。間違いやすい点ですが、「相手に氣を向ける」とは、相手にとらわれることではありません。相手に氣を向けると、相手の周囲も自然に見えているのが正しい状態です。

地図は部分だけを見ても必要な情報は得られません。下の地図で、ここがどこかお分かりになりますか。地図全体を見て、それから部分を見て初めて情報が得られます。「部分ではなく、まずは全体」です。

map

ご質問の答えになったでしょうか。

「氣づき」というものは、とても深いテーマですので、こうして文章を通してお伝えするには限界があります。氣の郷(栃木総本部)では、月に1回、「氣の講座」を開催しています。栃木総本部では私が直にお伝えしています。ご都合が良ければ是非お運び下さい。

栃木・氣の講座(10月) 10月16日(日)開催

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/10/01

Q&A (2005/10/1)

今週頂いたご質問です。

【Question】

メールマガジンに質問コーナーができて嬉しいです!

さっそく質問させて下さい。私は大学で心身統一合氣道の稽古をしています。アルバイト先の人間関係でかなり困っています。

学習塾の講師をしているのですが、一週間に一度、指導している生徒の状態を塾長に報告をすることになっています。私は生徒の状態をちゃんと記録を取って、必要と思うことを全て報告しているのですが、塾長からは「君はいつも報告がない」と注意されます。

「報告を聞いていないんですか」と反論したいところですが、さらに怒られそうですし、そうは言ってもこのままの評価では納得できません。

何とか報告を聞いてもらえる方法はないでしょうか。

【Answer】

報告をしているのに「報告がない」と言われることは、社会人になっても頻繁に見られることです。

もし、きちんと報告をしているのに相手が忘れてしまうようならば、相手が報告を受けるゆとりがあるか確認してから報告をしましょう。相手が急いでいる時や考え事をしている時に報告をすると、報告に対して十分に氣が向かないことがあります。相手の氣が自分に向いているのを確認してから報告をすることが大切です。

一方で、もう一つ重要な可能性があります。

それは、「自分のしている報告」が「相手の求めている報告」と違うことです。自分の視点と相手の視点は違います。もし、社員が経営者に報告をするのであれば、社員としての視点だけではなく経営者の視点で報告内容を考えることです。相手が求めていることに応えて初めて、「きちんと報告をしている」という評価が得られます。

自分のしたい報告をするのではなく、相手が求めている報告をする。それには、相手が何を考えているか、何を大切にしているかを知り、理解する必要があります。相手に氣を向けてもらう前に、自分が相手に氣を向けることです。

どうなったか、経過を教えて下さいね!

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/09/16

Q&A (2005/9/16)

今週の頂いたご質問です。

【Question】

こんにちは!

私は心身統一合氣道の稽古をしています。メールでは質問しにくいのですが、正しいリラックスについてお尋ねしたいと思います。

力を抜くことを心がけて稽古しているのですが、指導頂いている先生からは「力んでいる」と注意を受けます。なるほど力が入っているのですが、なかなか自分では力が入っていることに氣づくことが出来ません。

どうすれば力が入っていることを自覚して、リラックス出来るようになるのでしょうか。また、いつでもリラックス出来るようになるためには、どんな事を心がければ良いでしょうか。

【Answer】

こんにちは。

力が入っているときは、力が入っていることに氣づきません。正しくリラックスしているときのみ、力が入っていることを認識できます。しかしそれでは、リラックスは体得出来ないことになってしまいますね。

正しいリラックスにおいて大切なことが二つあります。

一つ目は「心が身体を動かす」ことです。

身体の面だけリラックスを心がけてもリラックスを出来ません。心が身体を動かすのですから、心が緊張すれば身体も緊張します。心がリラックスすれば身体もリラックスします。心の状態が身体の状態を決めています。

心身統一合氣道の技で無理に相手を投げようとすれば、無意識のうちに心に緊張が生まれます。その緊張が身体に力みを生じさせます。相手を無理に投げるのではなく、一緒に動くのであれば、心は緊張することなくリラックスして技を行うことが出来ます。

リラックスを身体の面でけではなく、心の面から取り組むことが不可欠です

二つ目は相手がいる状態ではなく、まず相手がいない状態でリラックスを稽古することです。

心身統一合氣道の技を行うには相手がいます。相手がいると、多くの方は「相手をどう投げるか」にとらわれがちです。そこでまず、相手のいない状態、つまり一人で行う動作でリラックスを稽古することをお勧めします。

心身統一道で静中のリラックスを稽古し、心身統一合氣道の独り技やワンネスリズム体操で動中のリラックスを稽古します。

さらに、稽古は道場の中だけでするものではありません。日常生活の一挙手一投足でリラックスを心がけることが重要です。日常生活で力が入っているのに、道場の中でリラックスしようと思ってもそうはいきませんね。

相手がいない状態で正しくリラックス出来たら、相手がいても同じようにリラックスして技を行えるように稽古します。今までも心身統一道や心身統一合氣道の独り技を心がけて稽古をされていたとは思いますが徹底なさって下さい。

お答えになりましたでしょうか。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/09/06

Q&A (2005/9/6)

今週の"Question & Answer"です。

【Question】

先生、こんにちは!私は心身統一合氣道の教室に通っている学生です。

最近、僕は地元のスーパーで、惣菜系の食べ物を作ったり、見切りといって値段を付けたりするバイトをしています。そこで時々、『ん?』と思う事があります。

僕が先ず出勤してやる事は、職場で作られた商品(唐揚げやコロッケや弁当、寿司など)をパック詰めにして、定められた値段シールを貼り、店内に並べるという仕事をするのです。まだ始めて日も浅いせいもありますが、値段や商品名が分からない商品がたくさんあります。

そのため、一緒に仕事をしている社員の方や、パートのおばさんなどに『これは何という商品ですか?』とよく質問する事が多々あります。

僕は分からないから聞いているのに、社員の方々は、僕がもう知っていると思って、それを忘れて、何回も聞いていると思っておられるらしく、非常にいや~な顔をして『それは〇〇だよ!』とか、ヒドいと『自分で調べろ』などと言ってくるのです。

それで仕方ないので調べていると『何やってんの!早くしないとお客さんいなくなっちゃうよ!』と怒られます。

何とか怒られないように、早く仕事を覚えたいのですが、このように何か質問をすると怒られるという有様なので、八方塞がりになってしまっています(T_T)

先生、どうしたらいいでしょうか??

【Answer】

こんにちは!

何をしても怒られてしまう・・・仕事に慣れるまで本当に良くあることですね(笑)。ポイントは質問したことに対して、相手の方がなぜ嫌な顔をするのかを知ることです。

質問をした結果、相手に嫌な顔をされる原因として、質問するタイミングが悪い・質問の内容や仕方が適当でない・質問の内容を相手が知らないなどが考えられます。

質問のタイミングが悪い例としては、相手の氣がせいていて質問に答えるゆとりがないときに質問をしてしまうことです。質問をする前に一呼吸おいて、相手が質問に答えられる状況にあるかどうか、相手の氣(心)の状態を知ることが大切です。

質問の内容や仕方が適当でない例としては、ちょっと考えれば自分で分かることを質問したり、マイナスな心で質問をしたり、乱暴な言葉遣いで質問をしてしまうことです。相手も人間ですから、それだけで質問に答える氣をなくしてしまいます。

質問の内容を相手が知らなければ答えようがありません。自分の質問に対して、どなたであれば答えられるかをきちんと考えて質問をすることが大切です。

私は現場を見たわけでないので、何が原因とは特定はできませんが、お伝えしたことを元にしてご自分でチェックしてみて下さい。八方塞がりと感じるときは、「自分が何をすべきか」だけを考えて、相手の氣(心)の状態を見えていないときです

相手の氣(心)の状態を見れば、質問の仕方やタイミングは次第に分かってきます。相手の氣(心)の状態を良く見て、自分に何を求めているのか感じ取ってみて下さい。時間はかかっても、それが最短の解決法です。

また、どうなったか教えて下さいね。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/08/30

Q&A (2005/8/29)

今週の"Question & Answer"です。

【Question】

こんにちは。私は今月入会したばかりの会員です。メールマガジンを氣付きの材料として、氣の勉強に励んでいます。

今月の講座では、日常生活の一つ一つの動作において、相手にしっかり氣持ちを向けることを教わりました。やってみると成る程、挨拶にしても会話にしても印象が別物になります。まだ2週間くらいですが、妻から「あなた変わったわね~」と言われ喜んでいます(笑)。

私はインターネット上で様々な商品を販売する仕事をしています。

店頭での販売と違って、最初から最後までお客様の顔を直に見る機会がありません。私の様に相手の姿が見えない場合、どうやって相手に氣を向けたら良いのでしょうか。また、どうしたら氣が向いているかどうかチェック出来るのでしょうか。

【Answer】

メールマガジンをお読み頂き有り難うございます!

ワークショップで体験なさったと思いますが、氣持ちを向ける(氣が出ている)ことは何も特別なことではありませんでしたね。挨拶でも会話でも何となく始めるのではなく、心をしっかり相手に向けて始めるだけです。日本語でいう「氣配り」や「心配り」と同じことです。

一例を挙げましょう。

私はインターネットで商品を頻繁に購入します。何度も利用したくなるサービスの特長は、商品を購入するときだけではなく、いつでも氣が通っている感じがすることです。商品を購入した後でも、「使い勝手はいかがですか」とか「何か不具合はありませんか」とフォローのメールを頂きます。商品の購入後も自分のことをしっかり考えている、つまり氣を向けていることが分かると安心感が生まれ、何より嬉しいものです。

一方で、一度利用しただけで終わってしまうサービスの特徴は、商品の購入後に氣が切れてしまうことです。もしくは、フォローのメールを頂いても、表面上だけ形だけで心を感じられないことです。購入後に自分に氣を向いていないのが分かると、氣の交流は断絶して氣持ちも離れやすいですね。何度もサービスを利用しているのに覚えてもらえず「初めてのご利用ですか」と尋ねられ、寂しく感じるのと同じですね。

氣持ちを向ける(氣が出ている)のに、相手の姿が見えるか見えないかは関係ありません。姿が見えないからこそ、氣を切らないことが大切です。お客さまの数が多くなれば、氣を切らないことも大変になることと思います。そういう場合でも、一人一人のお客様に100%氣を向けられるような仕組みをつくることが大切です。私たちも至らないことが多々ありまして、しっかり氣を向けることに日々努力をしています。

氣の学びを活用して、ご一緒に取り組んで参りましょう。

あとはチェックをする方法でしたね。

インターネットを用いたコミュニケーションにおいて私がお世話になっている岩元 貴久先生が指導されることですが、インターネットを用いたご商売であれば、実際にご自分が他のインターネットサービスを利用して「本物のお客さま」になることが大切です。

商品を購入する段階であれこれ考える必要はありません。ただ、購入をした場合は自分がなぜそれを購入したのか、購入しなかった場合はなぜ自分が購入しなかったのかを考えます。また、自分が受けて嬉しかったサービス、寂しい思いをしたサービスも、原因を分析します。そうすることで、自分の提供する商品やサービスにおいて何に氣をつけるべきか、常に自分自身でチェックすることが出来ます。

私の場合、インターネットを用いたコミュニケーションでも、氣を向けることが如何に重要かを実感しています。本質において氣の学びと一致することが実に多くありますので、もしご興味があれば、岩元 貴久先生のメールマガジンとブログをお薦めします。

お答えになりましたでしょうか。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/08/23

Q&A (2005/8/23)

今週の"Question & Answer"です。

【Question】

信一先生、こんにちは。いつも妻とメールマガジンを楽しみにしています。

私は東京で獣医をしています。真面目な質問なのですが、気圧療法は動物相手にも効果があるのでしょうか。私自身はまだ気圧療法の勉強をしたことはありませんが、経験的に動物たちの具合の悪いところに手を当てているだけで症状が良くなったことが何度もあります。

過去に実例があれば教えて頂きたいと思います。

追伸 気圧療法をどこで学べるのか教えて頂けると助かります。

【Answer】

メールマガジンをお読み頂き有り難うございます!

氣圧療法は人間だけではなく、動物にも効果があります。実際にこんな事がありました。

私がまだ小さかった頃、柴犬を飼っていました。あるとき、犬がお腹を壊したらしく、苦しそうな鳴き声を出していました。それに氣がついた藤平 光一先生が、「よし、来い!」と言って犬を横に寝かせ、お腹の氣圧療法を始めました。

犬は始めはバタバタと暴れていましたが、氣持ちがよいのかすぐに静かになり、おとなしく藤平先生にお腹を差しだしていました。1時間ほど氣圧療法をするうちに、苦しそうな鳴き声を出さなくなりました。犬はそのうちに元氣になりました。

その後、犬は何度かお腹の具合が悪くすることがありましたが、犬は自分から藤平先生に寄っていき、お腹を差し出すようになりました。これにはビックリしました(笑)犬は人間以上に感度が優れているので、藤平先生のプラスで平らな心を感じ取ったのだと思います。

全国の氣の講座では、自分自身に氣圧療法を行う自己氣圧をお伝えしています。どなたか他の方に氣圧療法を行う場合は、大きな責任がありますので、氣の健康学院で通学制度ならば2年間、在宅制度ならば4年間お学び頂く必要があります。

お答えになりましたでしょうか。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/08/16

Q&A (2005/8/16)

今週の"Question & Answer"です。

【Question】

こんにちは。いつもブログを楽しみにしています。

私はビジネス書と自己啓発書を中心に年間で300冊以上の本を読んでいます。速読も勉強しているので、それなりの速度で読めますし、自分なりの読書術もあります。しかし、もっと磨いていきたいと思っています。

氣を読書に活用する方法は何かありませんか。

【Answer】

ブログをお読み頂き有り難うございます!

私も年間で相当数の本を読んでいます。本を読むにあたって、世の中には速読も含めて、優れた方法や工夫が多くありますね。それを学ぶことは大切なことですが、その土台となることをお伝えしたいと思います。

1. 本にしっかり氣を向けること

本を読んでいると、氣(心)を十分に本に向けずに、ただ目で文字を追っていることがあります。そういう時は、数ページ前の内容が頭に残っていないので、前のページまでさかのぼって読み直しますね。これは心を目標に十分に向けずに、身体だけを使っている「心身分離」の状態です。心身分離の状態では、本の内容を理解することは出来ません。

そこで私は、本を読み始める前に、しっかり氣(心)を向けるようにしています。心をしっかり目標に向けて身体を用いることを「心身一如」といいます。私はいつでも、本を読む前に本にしっかり氣(心)を向けて、心身一如の状態で本を読むように心がけています。たったこれだけのことなのですが、理解力は飛躍的に向上します。

2. 「知っている」「分かっている」を捨てる

本を読む際に、自分の心の中に「知っている」とか「分かっている」という氣持ちを持っていると、著者の言いたいことが自分の中に全く入ってきません。器の中に水を注ぐ際に、器の中がすでにいっぱいでは新たな水を注ぐことが出来ません。まず、器の中の水を一旦すべてあけることで、そこに新たな水を注ぐことが出来ます。

また、「この本で書かれていることは○○と一緒だ」と過去の知識だけで理解したり、「この部分は納得出来るが、この部分は納得できない」と取捨選択して理解したりすると、自分のフィルターを通し理解しているので著者の言いたいことを理解出来ません。私はいつでも、心の状態をニュートラルにして読むようにしています。

3. 本質を知る

日本語には「行間を読む」という言葉があります。言葉の意味を理解するのではなく、その言葉の指し示すことを理解することが大切です。つまり、言葉を理解するのではなく、その言葉を発した著者の氣(心)を理解することです。そうすると、たとえ表現は違っても、同じことを指していることに氣づきます。それが本質です。

「本質を知る」重要性を説いた有名な話があります。ある人が月を指さして「あの月を見て下さい」と言いました。それを聞いた別の人は、月を指した指先を見て「月はどこですか」と尋ねました。つまり、大切なのは指をさした先であって指先ではありません。本を読む上でも、私たちは、その「指先」にとらわれやすいんですね。

最後に、私は本をリラックスして読むようにしています。リラックスしているときに「氣づき」は生まれるからです。このことは近日中にこのブログで詳しくお伝えしますね。

答えになりましたでしょうか。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/08/09

Q&A (2005/8/9)

今週の"Question & Answer"です。

【Question】

会員です。いつもメールマガジンを楽しみにしています。

睡眠中の夢について質問があります。

私はよくマイナスな夢を見ます。時々うなされるようで、心配した妻に起こされることもあります。日常生活でそれほどマイナスなことがある訳ではないのですが。

心と身体の使い方で何か良い方法はないでしょうか。

【Answer】

メールマガジンをお読み頂き有り難うございます。

夢は潜在意識と深い関係を持っています。日中起きているときは、私たちが認識している顕在意識が主として働いていますが、夜休んでいるときは、私たちが認識していない潜在意識が主として働いています。

藤平光一先生はいつも、「顕在意識は、過去の経験・知識の集積である潜在意識から出された材料によって組み立てられている」と言われます。つまり、潜在意識とは心の倉庫のようなものです。したがって、自分では意識していなくても、潜在意識にマイナスが蓄積されています。それが、潜在意識が主として働く睡眠中にマイナスな夢として表れるのです。

具体的な方法は二つあります。一つは心をプラスにしてから休むことです。一日過ごせば、プラスなこともマイナスなこともあります。一日の身体の汚れはお風呂で落としますが、心に付いたマイナスも同じように洗い流すことが必要です。心をプラスにして休むために誰でも出来ることは、氣の呼吸法を実践することです。お休みになる直前が最適です。

もう一つは、潜在意識をプラスに保つことです。日常生活での何氣ないマイナスな言動は、自分の潜在意識にマイナスに働きかけています。一つ一つの言動は大したことないように思えても、それが積み重なると大きな影響を与えます。日常生活でプラスの言葉を使い、プラスの心で行動することで、その積み重ねが潜在意識をプラスに変えます。また、潜在意識を変えるための命令暗示法という素晴らしい方法もあります。

私も以前はずいぶんマイナスな夢を見ました。しかし、藤平先生から潜在意識を変えることを教えて頂いて実践してから、マイナスな夢はほとんど見なくなりました。ごく稀にマイナスな夢を見るときは、自分でも氣づかないうちにマイナスな心の状態に陥っているときか、自分の体調が優れないときです。夢によって心と身体の状態のチェックを出来るのです。

まずは、氣の呼吸法から始めませんか。もし、ご存じでなければ、本部や支部のセミナーでぜひお学び下さい。経過をまた教えて下さいね。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/08/02

Q&A (2005/8/2)

今週の"Question & Answer"です。

【Question】

私は会員ではありませんが、毎週メールマガジンを楽しみにしています。

昔から自己啓発に関心を持っていて、今までに数え切れないほどの本も読んできましたし、セミナーにも参加してきました。知識が増えるだけではいけないので、真面目に実行もしています。

特に成功の実現のためのポジティブシンキングを心がけ、自分の成功する姿を常にイメージしていています。しかし、それを始めてからかえって人間関係が悪くなったような気がします。そんな訳で今の自分にも自信が持てませんし、どうして良いのかも分かりません。

まだ気について何も学んでいないのに失礼ですが、私のイメージの仕方に問題があるのでしょうか。

【Answer】

メールマガジンをお読み頂きまして有り難うございます。

氣の学びは自己啓発と性質が違いますし、他の自己啓発の書籍やセミナーでどの様なことを伝えているか詳しくは存じませんが、今まで私がお伝えしてきた方から、何度も同じようなご質問を頂きました。

「心が身体を動かす」のですから、成功の実現のために自分の成功する姿を描くことは大切なことです。しかし、それが行き過ぎると「自分」にとらわれてしまいます。「自分が成功したい」という思いだけが強くては、私たちの心は自己中心的になりがちです。ここが多くの方が陥りやすいポイントです。

藤平光一先生から何度も教えて頂いたことですが、一人の人間に出来ることが十だとすると、どんなに優秀な人でも一人では十のことしか出来ません。しかし、そこに協力者や理解者がいて力を結集すれば、十のことが百にも千にもなる訳です。成功をする方は、自分の力だけで成功をするのではなく、必ず周囲の人間の協力や理解を得て成功をします

私たちは、人の成功を心から願うことの出来る人間に魅力を感じますね。一方で、自分の成功だけを考える人間には魅力を感じません。立場をかえて考えれば、そういう人は周囲の人間から協力や理解を得られないということです。これは、自分のことにだけ氣が向くことによって、周囲の人間に氣が向かなくなり、氣の交流が断絶するためです。

氣は出せば必ず入ってきます。せっかくプラス思考を心がけていらっしゃるのですから、そのプラスの氣を周囲の方に向けてみて下さい。プラスの氣を向ける一番良い方法は、「ありがとう」という感謝の心を持つことです。それも形だけではなく、しっかり心を向けて言葉をかけることが大切です。たったそれだけで、人間関係が改善されることが少なくありません。

また、経過を教えて下さいね。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/07/26

Q&A (2005/7/26)

今週の"Question & Answer"です。

【Question】

昨年まで大学の合氣道部で心身統一合氣道を稽古していました。

今年の4月から社会人として働いていますが、自分のしたい仕事も出来ず、今の仕事が本当に自分に合っているのか分かりません。職場の先輩からは「4月に入ったばかりの新人がそんな事を考えるのは早過ぎる」と叱られます。

心身統一合氣道で氣を出すことを学んだはずなのですが、氣が出ない生活になっています。どうしたら氣が出るのでしょうか。

【Answer】

自分のしている仕事が自分に合っているかを考えることは必要ですが、それを考える前に、目の前の仕事に氣を向けて積極的に取り組むことが大切です。なぜなら、氣を向けることで初めて、自分に合っているかどうか氣づくことが出来るからです。

私も経験があるのですが、確かに始めは「与えられた仕事」かもしれません。しかし、与えられた仕事に積極的に取り組むことによって、自分が本当にやりたいことが分かったり、新たな機会があったり、新たな出会いがあったりします。

コピーを取る単純作業でも、積極的に取り組むことによって、正確に、そして使う人にとって使いやすいようにコピーを取ることが出来ます。目の前の仕事に積極的に取り組むことで、自分のスキルアップは勿論、周囲から信頼されてより重要な仕事を機会を得ることになります。単純作業をいい加減にする人には、重要な仕事は任せられませんね。

自分の望む仕事を与えられるから氣が出るのではなく、目の前の仕事を氣を出して(向けて)行うことで、新たな氣づきや新たなチャンスを得ることが出来ます。心身統一合氣道で学ばれたことと思いますが、「氣は出せば入ってくる」のでしたね。

また、経過を教えて下さい。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/07/19

Q&A (2005/7/19)

今週の"Question & Answer"です。

【Question】

こんにちは。気の活用に興味を持ってブログを拝読しています。

私はインテリアを販売する仕事をしています。常にお客様の立場に立って考えることが重要だと理解していますが、先日書かれていた「相手の立場に立つこと」と「相手の立場を考える」との違いについて、今ひとつ分かりませんでした。

具体的な例で説明いただけますか。

【Answer】

「相手の立場を考える」とは、相手の立場を自分の頭の中でイメージすることを指しています。「お客さまはこう感じるだろう」とか「お客さまはこう考えるだろう」と想像をすることです。相手のことを考えないよりは良いのですが、時にそのイメージや想像は、実際とはかけ離れていることがあります。

私たちの例でお伝えしますね。

先日、第25回全日本心身統一合氣道競技大会の準備責任者の南 旭とこんなやり取りがありました。毎年、大会記念Tシャツをつくっています。南は、いまの業者より安くつくる業者あるので業者を変えたいと言っていました。

偶然、私がその場にいたので素材は一緒かどうか責任者に確認しました。南は「一緒です」と答えた上で、既に手に入れていた素材となる無地のTシャツを私に見せました。なるほど触ってみるとしっかりした素材ですが、私はこう言いました。

「着てみて」

「え!着るんですか?」と、一瞬、南は戸惑いましたが、すぐに別室に行き着替えて来ました。すると何と、Tシャツの下が透けて見えるではないですか。そこで、私はさらにこう言いました。

「自分だったらそのTシャツ着たい?」

「絶対にイヤです」と南は即答しました(笑)。

南はどんなデザインが大会のイメージにマッチするか、またお求めになる方に喜ばれるのか、一生懸命イメージをしていました。そこまでは良いのですが、お求めになる方と同じように実際に着ることをしなかった訳です。

実際に着てみることで、イメージするだけでは分からない細かな点についても氣づくことが出来ます。こんな単純なことですが、本当に多くの方が相手の立場をイメージするだけで、行動はしないんですね。本当に大きな違いです。

氣づく能力がないのではなく、相手の立場に立って行動さえすれば、人は誰でも氣づく能力を立派に持っているのです。

先日、ある水族館に行ってきました。

実に座りにくいイスで、カップホルダーが足元にあったため、座席間を移動する際に蹴って倒してしまう人が多くいました。責任者は設計図の上だけでお客さまの動線を考え、実際には一度もイスに座ってみなかったのかもしれませんね。

これもまた、一つの例です。

実は私たちも十分に氣が行き届いている訳ではありません。だからこそ、スタッフ全員で「相手の立場に立つ」ことを心がけています。

お答えになりましたでしょうか。

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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2005/07/12

Q&A (2005/7/12)

このブログと並行して、私は氣の研究会メールマガジンでコラムを書いています。

ブログからはご質問をお受けしていませんが、メールマガジンではご意見やご要望、ご質問をおよせ頂けます。時間的な制約があり、全てのご質問にお答えは出来ないのですが、多かったご質問や皆さんと共有したいご質問については、このブログでご紹介していきます。

まだご登録頂いていない方は、コチラからご登録頂けます。登録は無料です。

【Question】

小学生の娘を持つ母です。いつも合氣道の教室に通っている子供と一緒に楽しくメルマガを読ませて頂いています。始めは子供にと思ったのですが、最近では私の方こそ必要だと感じています。

メールマガジンを読んでいて疑問に思ったのですが、「心身一如」と「氣が出ている」という言葉がよく出てきます。何となく分かるのですが、関係がよく分かりません。

娘にも聞かれて困っていますので、メルマガかブログで詳しく教えて頂けないでしょうか。素人でも分かる用語集などもつくって頂けたら嬉しいです。

【Answer】

いつも私のブログとメールマガジンをお読み頂き有り難うございます。

「心身一如」も「氣が出ている」のも同じことを意味しています。

「心身一如(しんしんいちにょ)」とは、心と身体(からだ)が一つになっている状態です。心と身体は元々一つのものなのですが、私たちは日常生活で心と身体を別々に使っています。

例えば、お出かけをした後にに家の鍵を閉めたか不安になることがありますね。鍵をしめるときは鍵に心を向けていればハッキリと記憶に残るのですが、頭の中で考え事をしながら何となく鍵を閉めてしまうことで記憶に残らないのです。

心をはっきり目標に向けて身体を使うとき、心と身体が一致した心身一如の状態になります。一方で、心を十分に使わずに何とはなしに身体を使うとき、心と身体が分離した心身分離の状態になります。つまり、心を積極的に使うことが重要なんですね。

その「心を積極的に使っている状態」を、藤平光一先生は「氣が出ている」と定義なさっています。

「何となく」ではなく「はっきり」ご理解頂けたでしょうか(笑)。お役に立てましたら幸いです。

用語集は、さっそくブログ・メールマガジン担当スタッフと話し合いますね!

ご質問は氣の研究会メールマガジンの中で承ります。全てのご質問にお答えすることは出来ませんが、出来る限り、このブログの中でご紹介していきます。

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