指導者講習(東京)

「指導者講習(東京)」で指導しました。46名が参加しました。
新たに8名を指導者に任命しました。
心身統一合氣道を指導するには指導資格(師範・審査員・指導員・准指導員)が必要です。段位やキャリアに関係なく、学び続ける者だけが指導資格を有することができます。
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「指導者講習(東京)」で指導しました。46名が参加しました。
新たに8名を指導者に任命しました。
心身統一合氣道を指導するには指導資格(師範・審査員・指導員・准指導員)が必要です。段位やキャリアに関係なく、学び続ける者だけが指導資格を有することができます。
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9/16(土)~17日(日)の二日間の日程で、墨田区総合体育館(武道場)にて「第42回全日本心身統一合氣道競技大会」を開催しました。
初日は「中等部・Under-15」「高等部・Under-18」、二日目は「大学部・Under-24」でした。日本全国から145名の選手が参加しました。
本年から心身統一合氣道会が公認する学校合氣道部(中等部・高等部・大学部)と心身統一合氣道会の道場・教室に所属する会員(Under-15・Under-18・Under-24)に分けて表彰しました。
それぞれで「個人種目(体技・剣技・杖技)」と「団体種目」を行いました。「中等部・Under-15」「高等部・Under-18」「大学部・Under-24」それぞれで最高得点の出場者を最優秀特別賞として表彰しました。
競技結果は心身統一合氣道会の大会特設ページでご覧頂けます。
多くの皆様のご支援により競技大会を実施することができました。
ご協賛頂きました会員の皆様、道場教室関係者の皆様、企業の皆様に深く感謝を申し上げます。また、大会の運営ボランティアスタッフを務めて下さった皆様に御礼を申し上げます。
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「指導者講習(広島)」で指導しました。12名が参加しました。
会場の聖心館道場(広島)は中国地方の基幹道場です。広島県を始め、岡山県・鳥取県・神奈川県の道場・教室から参加がありました。
心身統一合氣道を指導するには指導資格(師範・審査員・指導員・准指導員)が必要です。段位やキャリアに関係なく、学び続ける者だけが指導資格を有することができます。
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「指導者講習(大阪)」で指導しました。25名が参加しました。
会場の光心館道場(大阪)は近畿・四国地方の基幹道場です。大阪府を始め、三重県・滋賀県・兵庫県・徳島県の道場・教室から参加がありました。また、海外支部からゲスト参加がありました。
新たに1名を指導者に任命しました。
心身統一合氣道を指導するには指導資格(師範・審査員・指導員・准指導員)が必要です。段位やキャリアに関係なく、学び続ける者だけが指導資格を有することができます。
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心身統一合氣道とは、「心身統一道」を土台とした合氣道です。
心身統一道は、人間が本来持っている力を最大限に発揮するために、心と身体を磨くことを目的としています。
スポーツ・芸術・ビジネスなど、様々な分野で私は指導していますが、その皆さんに、心身統一合氣道の技を教えているのではありません。心身統一合氣道の根幹である「心身統一道」をお伝えしています。
K-1スーパーライト級現チャンピオンの大和哲也選手もその一人です。合氣道の技がそのまま格闘技で活きるというよりも、大事な場面でしっかり力を発揮できるように、大和選手は鍛錬をしています。
どの分野においても、持っている力を発揮できることが最重要です。どれだけ能力が高くても、技術を持っていても、いざというときに、力を発揮できなければ意味がありません。
そのため、多くの人が心身統一道を求め、日々、稽古をしています。
心身統一とは「天地と一体である(氣が出ている)」ことを指します(心と体が一つであることは「心身統一」ではなく、「心身一如」と言います)。
心身統一した状態を「統一体(とういつたい)」と言います。統一体で物事を行うことにより、持っている力を発揮できます(統一体の詳細に関してはは過去の記事をご参照ください)。
心身統一道では、様々ことを学びます。
統一体による呼吸が「氣の呼吸法」
統一体による瞑想が「氣の意志法」
統一体で行う運動が「氣の体操法」
統一体で行う手当てが「氣圧法」
特別なメソッドとして理解されやすいのですが、そうではありません。
氣の呼吸法を例に説明すれば、狭義における「氣の呼吸法」はやり方を指すことがありますが、広義における「氣の呼吸法」とは、統一体で行う呼吸全般を指します。
統一体で行えば、普段の呼吸も、発声の呼吸も、すべて氣の呼吸法なのです。つまり、統一体であることが重要で、人間が本来持っている力が発揮できれば、いつでも誰でも出来るものです。
そもそも「氣の呼吸法」は、統一体で心地良く呼吸するだけなのです。藤平光一先生は広義を教えましたが、それを狭義で捉えてしまうと本当のところが会得できなくなります。
先月には「夏のオンライン特別講座(心身統一道 集中特訓)」を実施して、本来の(広義における)心身統一道をお伝えしました。
心身統一道の稽古の特徴の一つは、年齢やジェンダーに関係なく、どなたにもできることです。
学生の頃に心身統一合氣道を一生懸命に稽古し、社会人になったり、家庭を持ったりして忙しくなると、稽古を続けるのは難しいようです。
しかし、何かのきっかけで思い出して、再び稽古を始めたいという人が、年々増えて来ています。
お子さんと一緒に始めたり、仕事を引退してから再開をしたり、理由も環境もそれぞれですが、皆さん、活き活きと活動なさっています。
稽古を再開した感想をお尋ねすると、学生の頃はとにかく合氣道の稽古に励み、心身統一道の意義を深く考える機会がなく、人生経験を積んで「氣を出す」ことがいかに重要か理解した、と言われます。
人生には色々なことがあります。ときに、逆境に直面することもあります。そんなときこそ、道場の稽古で身につけた「氣を出す」ことが役立ち、また稽古をしてみたい、という思いにさせるのかもしれません。
中には、セカンドキャリアで指導者を目指して学び始める人もいます。会社を退職し、時間が出来たら教室を開くことを目指しています。
心身統一道の活動は年齢には全く関係がありませんので、人生100年時代に、生涯にわたって人や社会に役立つことができます。
2023年10月から、心身統一合氣道会の本部道場(東京)において、「心身統一道」に特化した新しいクラスを実施いたします。
合氣道の稽古は無理、と諦めている皆さんにも心からお薦めします。この機会に、ぜひ心身統一合氣道会で稽古を始めてみませんか。
すでに稽古をされているいる会員の皆さんで心身統一道の理解をさらに深めたい方は、ゲスト参加の仕組みでぜひ参加されませんか。
お問い合わせは、心身統一合氣道会 本部事務局にて承ります。
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8/11(金)~12(土)に「夏のオンライン特別講座」を開催いたしました。
心身統一道の理解を深めることをテーマに「基本講習」「氣の呼吸法・氣の意志法」「氣の体操法」「氣圧法」の4つのクラスを実施しました。
私が本部道場の皆さんに対面で指導する様子をオンライン中継しました。435名の会員の皆さんが参加されました。
心身統一道とは、人間が本来持っている力を発揮するための稽古です。そして、心身統一とは「天地と一体である」ことであり、具体的には「氣が出ている」状態を指します。
氣が出ている状態で呼吸するのが「氣の呼吸法(Ki Breathing)」です。発声は呼吸そのものであり「伝わる声」になります。また、呼吸と動作が一致することでパワーを発揮できます。
氣が出ている状態で心を整えるのが「氣の意志法(Ki Meditation)」です。心は一つのことに執着すると自在に使えなくなりますが、常に、心を自在に使えるようになります。
氣が出ている状態で体操するのが「氣の体操法(Ki Exercise)」です。血行が良くなったり、必要な筋力を維持したり、日常の動作が楽になったり、様々な効果があります。
そして、氣が出ている状態で触れて氣の滞りを解消するのが「氣圧法(Kiatsu)」です。心身の不調を予防し、不調が生じてしまった場合も、回復の大きな手助けとなります。
これらは英語表記の方が分かりやすく、日本語の「法」という言葉が特殊な方法を連想させるようですが、決してそうではありません。氣が出ている状態で行うことが大切で、誰にでも実践できるものです。
心身統一道に基づいた合氣道が「心身統一合氣道」であり、このたびの内容は心身統一合氣道の稽古に直結しています。
参加された皆様には誠にありがとうございます。復習用として、講座のオンデマンド配信(9/3まで)もぜひご活用ください。
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内弟子時代に鍛えられたことの一つが「伝える」ことです。
「伝える」とは何か。
ひと言で表現すれば、伝えるとは「伝わる」ことです。
いくら自分がしっかり伝えたつもりでも、相手に伝わっていなければ、伝えたことにはならない、という原則です。
当時は週に1回、栃木にある天心館道場(520畳の大道場)で藤平光一先生の稽古がありました。稽古の前半を内弟子が担当するのです。
自分が見ている元で指導をさせて、評価するのではなく、内弟子の指導自体は藤平光一先生は全く見ません。前半が終わる頃に来られて、生徒にこのように尋ねます。
「皆さん、前半の指導は理解できましたか?」
生徒さんも大人ですから、分からないところがあっても、「良く分かりました」と答えてくださいます。すると、藤平光一先生はさらにこのように言うのです。
「それは良かった。では、私の前でやってみせてください」
「分かる」ということは「できる」ということ。実際にできるようになっていなければ、分かったとは言えません。実際に生徒さんがやってみると、できていないことが多いのです。
すると、藤平光一先生は担当した内弟子に優しくこう諭します。
「これでは、伝えたことにはならないのだよ」
私自身も繰り返し挑戦をしましたが、丁寧に伝えているつもりが、実際は伝わっていない現実を目の当たりにして、驚愕しました。
「伝わる」という基準においては、私は伝えていなかったのです。
どうしたら伝わるかをトライアル&エラーで積み重ねていくうちに、私の指導は次第に「伝わる」ようになっていきました。そして、他の指導現場でも常に同じ姿勢で臨むようになりました。
この訓練のお陰で、現在の指導者としての基礎ができました。
藤平光一先生は、仕事や日常でも同じ姿勢が重要だと説きました。
例えば、上司が部下に仕事の指示をしたとします。上司が望む結果が得られないと、たいていの上司は部下を責めます。「ちゃんと伝えてあったでしょう?」と。
望む結果が得られないということは、指示が伝わっていないということ。「伝える側に原因がある」と捉えることが大事です。「伝わらない責任を相手に求めない」という姿勢です。
「どうしたら相手が正しく理解できるか」を工夫することによって、伝え方はどんどん磨かれていきます。
もう一つ重要なことは、相手の発している「氣」をみることです。
忙しくしていて上の空の返事をしていたり、思い込みがあったり、こちらが伝えたいことを相手が正しく理解できていないときには、理解していない氣を発しているものです。
それを正しくキャッチできれば、重要な情報は繰り返し伝えたり、相手に復唱を求めたり、何らかの対応ができるはずです。
お店においても、同じ訓練ができます。
こちらが注文したものと、異なるものが出て来てくることがあります。このとき、店員さんのミスを責めてはいけません。
相手が正しく理解していないときは、何らかのサインを発していたはず。それを見逃したことが伝わらない原因なのです。
正しく伝わる結果を伝え手の責任と置くことによって、正しく伝えるための工夫が生まれ、伝え方は確実に向上していきます。
ぜひご一緒に磨いてみませんか。
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8/11(金・祝)~8/12(土)に、「夏のオンライン特別講座(心身統一道 集中特訓)」を実施いたします。すでに多くの皆さんに参加お申し込みを頂いています。心より御礼を申し上げます。
あらためて、このブログでもご案内いたします。
心身統一道は「人間が本来持っている力を発揮するための稽古」です。心身両面での「土台づくり」を主としていることから、実力を発揮したい各分野の最前線の皆さんが学ばれています。
最も重要な心身統一道を正しく理解して身につけるために、私、藤平信一の指導でオンライン講習をリアルタイムで実施します。
4つのクラス「基本講習」「氣の呼吸法・氣の意志法」「氣の体操法(ワンネス・リズム・エクササイズ)」「氣圧法」を配信いたします。
実際に指導しているところをご覧頂くのが講習内容として最も充実することから、本部道場の会員の皆さんへの対面指導を中継いたします。
90分の講習後には最大で30分間の質疑応答の時間を設けています。この機会に心身統一道に関する日頃の疑問をぜひお寄せください。
講習後にはオンデマンド配信の期間(約3週間)もありますので、当日のご都合がつかない方でもご参加いただけます。
心身統一合氣道の指導者には必須の内容です。これから昇段・昇級審査を目指す会員の方、「心身統一道を正しく理解したい」という会員の方に最適なオンライン講座です。
本年だけの特別イベントですので、指導者・会員の皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
詳細についてはこちらをご覧ください。
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「指導者講習(神奈川)」で指導しました。18名が参加しました。大雨による交通機関のストップで、秋田の皆さんが参加できませんでした。
新たに2名を指導者に任命しました。
心身統一合氣道を指導するには指導資格(師範・審査員・指導員・准指導員)が必要です。段位やキャリアに関係なく、学び続ける者だけが指導資格を有することができます。
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ハワイ氣フェデレーションの前チーフインストラクターのChristopher Curtis 先生(心身統一合氣道8段)が6月9日に逝去されました。
先ほど、俊心館道場(マウイ島/ハワイ)にて「Christopher Curtis先生を偲ぶ会」が行われました。
Christopher Curtis先生には、公私ともに大変お世話になりました。英語版ブログでは個人的に編集をサポートして頂き、私のコラムは美しい詩のようになりました。
長年にわたる心身統一合氣道の普及の貢献と、世界中の会員へのご厚情に心から感謝いたします。
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