2020/09/19

「子供クラス稽古風景」スライドショー動画を公開しました


YouTubeの心身統一合氣道会公式チャンネルで、スライドショー動画「子供クラス稽古風景」を公開いたしました。

子供クラスでは何が学べるのか」「稽古の雰囲氣はどんな感じか」、心身統一合氣道に興味のある方は是非ご覧下さい。

宜しければ、チャンネル登録もお願いいたします。

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2020/09/10

『氣の呼吸法』スペイン語版の公開が始まりました


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藤平光一先生の著書『氣の呼吸法』(幻冬舎)は、2005年に発売されて以来、現在では文庫化されてロングセラーとなっています。

海外の会員のご要望に応えて、出版元である幻冬舎の許諾を得て、書籍の内容を英語にして英語版ブログで公開しています。

このたび再び許諾を得て、新たに書籍の内容をスペイン語にしてスペイン語版ブログで公開することになりました。

これから順次、更新をして参ります。

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2020/09/01

《音声付き》氣が入る

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氣が入っている対応、氣が入っている仕事、氣が入っている料理など、「氣が入る」という言葉をよく用います。

氣の働きの一つに「氣が入っているときに心が動く」があるからです。

贈り物をするとしましょう。相手に心から喜んで頂くためには、相手の状態を知ることが必要です。

お酒を召し上がらない方にお酒を送ってもいけませんし、お酒が好きなのに控えている方に送ったら、尚更いけないでしょう。

送り先がオフィスであれば、皆さんで簡単に分けられる物が良いでしょうし、ご家庭であれば、家族で楽しめる物が良いでしょう。

相手の立場に立ち、理解しようとすることによって、贈り物にも氣が入るのです。受け取る人は、その氣によって心が動くのです。


文書を作成するとしましょう。

「氣が入っている文書」と「氣が入っていない文書」があります。

「氣が入っている文書」では、読む人の立場に立って、どうしたら分かりやすくなるか、誤った理解が生じなくなるか、様々な工夫があります。

反対に、読む人のことを全く考えずに作成される文書もあります。それが「氣が入っていない文書」の代表例です。

先日、公共機関から通知を受け取りました。何回読み直しても意味が分からず、問い合わせをしてはじめて理解できました。

しかし、これは決して他人事ではありません。


指導においても同じことです。

「氣が入っている指導」と「氣が入っていない指導」があります。

伝える相手の理解度を知った上で、どうしたら相手に伝わるか、相手にとって受け取りやすいかを考え、相手の立場に立つことで「氣が入っている指導」になります。

自分の立場で伝えたいように伝えるだけでは、氣は入りません。言葉が流暢だからといって、氣が入るわけではありません。

一挙手一投足に氣が入るからこそ、氣が入っている指導になり、その氣によって、相手の心が動きます。


私自身、何事を行う上でも「氣が入る」ことを大切にしています。

心の使い方が雑になると、物事に氣が入らなくなってしまい、望む結果は得られなくなります。

時間の使い方を工夫し、段取りを組み、一つ一つのことに「氣が入っているか」を常に確認しています。

この視点を持つことで、日々の訓練をしています。

稽古においても、「氣が入っている技」でありたいわけですから、これは、日常における心身統一合氣道の稽古そのものなのです。

ご一緒に磨いて参りましょう。

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2020/08/21

特別対談(金ヶ江悦子様)

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心身統一合氣道会 会報』では各分野の第一線の方との特別対談を行っています。バックナンバーをWebで不定期に公開しています。

今回は2010年度ミス・インターナショナル日本代表の金ヶ江悦子様との対談を掲載しています。

金ヶ江さんは現在、トータルビューティーディレクターとして、モデルの育成やミスコンテストの日本代表を目指す方を指導なさっています。なぜ心身統一合氣道を学ばれるのかを中心にお聞きしました。

対談はこちらからご覧頂けます。

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2020/08/17

日めくりカレンダーが発売されました

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日めくりカレンダー「藤平光一先生 珠玉の言葉」が出来ました。

「生きるということは、氣を出すことである」「飽きずに基本を練り上げれば、必ずものになる」など、藤平光一先生の31の言葉を日本語と英語で日めくりにしたものです。

定価は1,100円(税込)です。

本部事務局の窓口(東京・大阪・名古屋・仙台・栃木)でお求めになれます。各道場・教室で購入を希望される場合は、所属する道場・教室の責任者までご相談下さい。

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2020/08/06

【最新版】新型コロナウイルスの感染拡大防止のガイドライン

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心身統一合氣道会の「新型コロナウイルスの感染拡大防止のガイドライン」が更新されました(2020年8月6日発表)。

このガイドラインは、新型コロナウイルスに関する科学的知見に基づき、会員の皆様が安全・安心に稽古できるように定めたものです。内容は随時更新し、全国の道場・教室に周知徹底をいたします。

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2020/08/03

《音声付き》受身の目的

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心身統一合氣道の稽古では、「心身統一合氣道の五原則」に基づき、相手の心を尊重して、導き投げることを学びます。

 心身統一合氣道の五原則

 一、氣が出ている
 二、相手の心を知る
 三、相手の氣を尊ぶ
 四、相手の立場に立つ
 五、率先窮行(そっせんきゅうこう)

例えば、すごく力の強い人がいて、力ずくで投げたとしましょう。相手が心の中で抵抗し、相手の心に遺恨が残るようであれば、「投げる」ことにはならないということです。

日常でいえば、権力を持った人がいて、命令したとしましょう。相手が心の中で抵抗し、嫌々、命令に従っているようであれば、「人を動かす」ことにはならないのと同じです。

相手の状態をみて、どこに向かおうとしているか理解した上で、その行き先を導くからこそ、人を動かすことになります。技も同じことで、これが相手を導き投げるということです。

そもそも、心身統一合氣道の稽古に「勝ち」「負け」はありません。投げた人が「勝ち」、投げられた人が「負け」ではありません。

「人を育てる」のに「勝ち」「負け」が存在しないのと同じで、導く者が「勝ち」、導かれる者が「負け」ではないからです。


心身統一合氣道の「受身」は、「自分の身を守る」ことを指します。受身とは、単に投げられて転がることではありません。

「受身」という言葉のイメージから受動的に捉える方が多いですが、受身とは本来、極めて能動的なものです。

私たちの人生がそうであるように、投げられた時点で終了ではなく、実際には、その後も続いているわけです。

投げられることによって姿勢(体勢)を崩してダメージを受けてしまうと、すぐに立ち上がることも、次に備えることも出来ません。特に、頭部を打ち付けてしまうと、生命に関わります。

ゆえに、受身が不可欠ということです。

心身統一合氣道の受身では、基本的に、畳を叩くこともしません。常に、身体が地面に滑らかに着くように受身を取ります。

極端な例ですが、アスファルトのような固い地面であっても、ダメージを最小限に、瞬時に次に備えられるように取ります。

つまり、受身とは、投げられて自分の身を守ることだけではなく、次の動きに備えることが目的なのです。


何年か前にプロボクサーを指導した際、受身に深く関心を持つ選手がいました。

この選手の話によれば、相手に打たれたダメージだけではなく、ダウンの際に、床に打ち付けられるダメージが大きいとのこと。二重のダメージによって、心が折れやすいと言っていました。

無意識の領域で出来るように、受身を身につけたいとのことでした。その後、この選手はしっかり稽古をして体得しました。

実はこれ、私たちの日常も同じことです。

失敗やトラブルが生じることで、ダウンを奪われることがあります。しかし、人生はそこで終わりではありません。そんなときこそ受身が必要であり、いかに立て直せるかが大切です。

心を能動的に用いて、瞬時に、次に備えられることも心の強さです。

しかし、姿勢(体勢)が乱れてしまうと、それが出来なくなります。

これは精神論ではなく、実際に身体を使って訓練することによって、はじめて体得できるものです。

心身統一合氣道を稽古している皆さんは、投げることだけではなく、正しい目的で、受身も磨いて頂きたいと思います。

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2020/07/22

心身統一合氣道会 会報

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一般社団法人 心身統一合氣道会の会報誌『心身統一合氣道会 会報』が発行されます。8月中旬から全国の指導員・会員の皆様のお手元に届く予定です。

最新号では、舞台演出家の横山仁一様との対談を掲載しています。

横山さんは、1992年に早稲田大学で結成された「劇団東京オレンジ」を主宰しています。心身統一合氣道の稽古で学んだことを、俳優の育成に活用なさっています。

さらに、本号では藤平光一先生ご生誕100年記念企画として、野球の王貞治様からご寄稿頂きました。王貞治様、関係者の皆様には心より感謝を申し上げます。

次号は2020年10月下旬に発行する予定です。

これまで発行した会報誌に関する情報はこちらをご覧下さい。

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2020/07/10

令和2年7月豪雨

令和2年7月豪雨によりお亡くなりになりました皆様にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

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2020/07/01

《音声付き》心の向き

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私は大きな組織の長を務めています。

組織のようにたくさんの人が集まる場では、「心の向き」が重要です。人が集まるところには、必ず問題は生じます。性質の異なる人間が集まるわけですから、それは当たり前のことです。

組織において生じる問題を「失敗」として捉えてしまうと、「失敗をしないように」という内向きの心が組織全体に生じます。

すると、何一つチャレンジしていないにも関わらず、リスクばかりを考えるようになります。また、自分に責任が及ばないように、「誰の責任か」という責任追求に終始するようになります。

組織において生じる問題を、「失敗」ではなく「課題」として捉えれば、「課題を解決しよう」という外向きの心が組織全体に生じます。

すると、一人一人が安心して自らの責任を果たせるようになり、難しく思えることでも、積極的にチャレンジ出来るようになります。

結果として、組織そのものが大きく変わっていきます。

外向きの心で臨んでいたはずなのに、いつの間にか内向きの心になっている。これは頻繁に起こることで、現在のような不安定な社会情勢だと尚さらでしょう。

ゆえに、何よりも長である私自身の心の向きに氣をつけています。


人前に出るときにも、心の向きは重要です。

人前で話をするとき、「緊張して上手く出来ない」という相談を受けます。人の視線が氣になってしまうことが大きな原因です。

ここで「見ているとき」と「見られているとき」の違いを考えてみましょう。

見ているときは、相手がどんな表情をしているか、どんな特徴があるか、相手のことに心が向いています。外向きの心の状態です。

見られているときは、自分がどう思われているか、どう評価されているか、自分のことばかりに心が向いています。内向きの心の状態です。

面白いことに、「見ている」ときは「見られている」ことが氣になりません。反対に、「見られている」ときは「見る」ことが出来なくなります。

これは、心の向きが同時に「外向き」「内向き」になることはないため、心が外向きに働いているときは、内向きには働かないからです。

つまり、「見られる」ことで緊張してしまう人でも、「見る」ことを訓練すれば、持っている力を発揮出来るようになるということです。

子供の頃、極度に緊張しやすかった私も、この訓練によって乗り越えることが出来ました。

私は、講演などで多いときには数千人の前に立つことがあります。そんなときは、壇上に上がる前に聴衆全体を見渡して、「見る」ことを通じて、心が外向きになっているかを確認しています。

「男性と女性の比率はどのくらいかな」「どのような年代の皆さんが集まっているのかな」「一人一人どのような表情をしているかな」など、聴衆に心を積極的に向けています。

内向きの心であれば、多くの人の視線を一氣に受けることになりますが、外向きの心であれば、聴衆が何人いようと関係ありません。

ちなみに、「見られることで磨かれる」ということがあります。この場合は、「他の人の視線があるという前提で日常を送る」ことを指すものであり、今回のテーマである「心の向き」とは異なる話です。


心には向きがある。

「外向きの心」と「内向きの心」がある。内向きの心をなくすことは難しいが、外向きの心を訓練することで、内向きの心は自然になくなる。

心身統一合氣道の稽古を通じて、私自身も日々、訓練をしています。

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